ー プリアンプ+パワーアンプの機能 − 「Dr.HEADはオーディオシステムとして設計されており、プリアンプの役目を果たすOPAMPとパワーアンプの役目を果たすダイヤモンドトランジスタバッファー回路で構成されている。音声の解像能力が増加され、音質を整えてくれます。今まで聞き取れなかった音がはっきりと聞こえてくるでしょう。」 ソニーのポータブルD-EJ2000などは、イヤホンでは高音質だけどインピーダンスに弱いからなのかヘッドホンアンプの実力なのか、ヘッドホンでは駆動力の甘さがでてくる。でもDrHEADで聴いたAlphaのヘッドホンはまともな輪郭をしていた。太身に引き締まる印象。 プリメインアンプに搭載されているヘッドホンアンプ部と比較すると、解像はAccuphaseのE-407が最高だった。AuraのVA-200はリキッドなトーンでスカーッとした背中の軽さ。Dr.HEADは輪郭こそよく描写されるがAccuphaseに比べると多少中身が薄くなる印象。でもトーンはしっとりと乾いていて特有の味わいがある。Dr.HEADはこの外観からくる印象とは違って、結構ピュアオーディオな音を出す。低音はブーミーでなく予想に反するバランスのよさだった。 ー ACアダプタ&充電池に対応で、携帯としての使用も可能 − 「DrHEADはNi-MH750mA充電池および充電器を本体に内蔵しており、TRバッファー回路を駆動するにもかかわらずバッテリーのみの駆動でも最大10時間の間使用することが可能です。」 専用のキャリングケースは、端子の位置にあわせて穴が開いている。 ー アルミニウムケース及び信頼性の高い部品の使用 − 「Dr.HEADは100%アルミニウムケースで製作されており、非常に軽くて丈夫な作りになっています。ケースだけでなく、4LayerPCB(SMDタイプ)、高級ボリューム端子(ALPS社)、24K金メッキジャック及びSHINKIN社高級ケーブルなど最高の部品を厳選して使用しています。」 そのボリュームの回し応えがよかった。「重い」感じがよい。よく吟味して選ばれてると思う。 |