BOSE 363 & 464
WESTBORROUGHシリーズ


BOSEのウピーカーはすごい。
11.5cmで再現のできる成分を巧みに引き出す。



BOSE 121 Westborrough
(121 \49800)

11.5cmのフルレンジスピーカー
ウェルバランスで瑞々しさに満ちている
誰が聴いても聴きやすい仕上がりになっている






(363 \139600)


363は2ウェイの242の上にフルレンジの121が載ったもので
121がそのままワイドレンジ化した音になっている。
15年も昔のモデルであるのに、色あせることのない出来のよさである。
耳の歓ぶ元気な音が出る。
高域は明瞭ながらスカーンとはこない、良質な音をしている。
低域は464よりも膨らんだ塩梅ではあるがふくよかで心地よい。
ジャズ再生は464より艶やか。





121V 1995年3月
(121V \55000)

縦置きの型に121Vというモデルがその後発売された。
これは定価55,000円で、121より5千円ほど高くなるが
バーズアイメイプル調のサイドウッドが大きくなる分
価格に上乗せされているだけで音質的にはほぼ同じ。
242との組み合わせは、出来るには出来るけど格好は悪いと思う。








BOSE120
(120 \39800)


121はピラミッド型で節度のあるバランスだったが
120では微妙に両エンドの音の押し出しが強くなっている。marantzのアンプで鳴らされているOUTLETファクトリーでそう思った。また、サークル棟でも使われていたけどアンプがDENONのPMA-390Vだからか若干音が薄く思えた。なんとか頑張っていた。基本的な音調はよかった。









BOSE464
(464)


464は363に比べて明瞭で低域も自然。
ツイーターはSACD対応になった。
高域はキレがよくなっている。
363に比べると、若干無機質な音にはなっているかもしれないが
クラシック再生も難なくこなす。
低域はアドバンスド・アクースティマスという新方式。
独自の低音再生技術アクースティマスにパッシブラジエーターを組合せたもので
コーン紙をあまり動かさずに音響エネルギーを出力する。
自然になったのはパッシブラジエーターによるものかもしれない。




BOSE464+STAND

スタンドの身長が504mmと高く、本体とあわせて110cmにもなる。
存在感がある。

120も121も363も464も音の基調は変わらない。
全般に渡って言えることは、好感の持てる論理的な音がでるということ。
クラシック再生はタッチの穏やかなB&W CDMより前に浮き出て
ジャズ再生は重厚なJBL 4312Uより軽く艶やか。
表現力に幅があったりフロアのように音は濃ゆくはないけど
BOSEはBOSE独自の美感をタッチする音であらゆるソースを演奏する。







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