WESTBORROUGHシリーズ
BOSEのウピーカーはすごい。 11.5cmで再現のできる成分を巧みに引き出す。 |
11.5cmのフルレンジスピーカー ウェルバランスで瑞々しさに満ちている 誰が聴いても聴きやすい仕上がりになっている |
363は2ウェイの242の上にフルレンジの121が載ったもので 121がそのままワイドレンジ化した音になっている。 15年も昔のモデルであるのに、色あせることのない出来のよさである。 耳の歓ぶ元気な音が出る。 高域は明瞭ながらスカーンとはこない、良質な音をしている。 低域は464よりも膨らんだ塩梅ではあるがふくよかで心地よい。 ジャズ再生は464より艶やか。 |
縦置きの型に121Vというモデルがその後発売された。 これは定価55,000円で、121より5千円ほど高くなるが バーズアイメイプル調のサイドウッドが大きくなる分 価格に上乗せされているだけで音質的にはほぼ同じ。 242との組み合わせは、出来るには出来るけど格好は悪いと思う。 |
121はピラミッド型で節度のあるバランスだったが 120では微妙に両エンドの音の押し出しが強くなっている。marantzのアンプで鳴らされているOUTLETファクトリーでそう思った。また、サークル棟でも使われていたけどアンプがDENONのPMA-390Vだからか若干音が薄く思えた。なんとか頑張っていた。基本的な音調はよかった。 |
464は363に比べて明瞭で低域も自然。 ツイーターはSACD対応になった。 高域はキレがよくなっている。 363に比べると、若干無機質な音にはなっているかもしれないが クラシック再生も難なくこなす。 低域はアドバンスド・アクースティマスという新方式。 独自の低音再生技術アクースティマスにパッシブラジエーターを組合せたもので コーン紙をあまり動かさずに音響エネルギーを出力する。 自然になったのはパッシブラジエーターによるものかもしれない。 |
スタンドの身長が504mmと高く、本体とあわせて110cmにもなる。 存在感がある。 120も121も363も464も音の基調は変わらない。 全般に渡って言えることは、好感の持てる論理的な音がでるということ。 クラシック再生はタッチの穏やかなB&W CDMより前に浮き出て ジャズ再生は重厚なJBL 4312Uより軽く艶やか。 表現力に幅があったりフロアのように音は濃ゆくはないけど BOSEはBOSE独自の美感をタッチする音であらゆるソースを演奏する。 |