ヘッドホンのバランス化



ケーブルをバランス駆動に対応させてアンバランスとバランスで楽しもう。ヘッドホンのハウジング左右からケーブルが出ているタイプと、片出しコードでも4本の導線が入っているものはハンダごて+プラグを購入すればバランス化できる。出来ない(面倒な)のはminiXLRのジャック式のもの (K-702等)。それでも改造してる強者はいた。

音質:バランス駆動すると、ヘッドホンそのものの個性が、なにか開放感と引き換えに失われる。ノイキャンと同じ原理で幾分か音の成分が相殺され、特に微小レベルの音の相殺が気になる(空気感が後退する。空間感はある)。そのようなデメリットはあるけどメリットも大きく、元には戻れない音がする。これはやった人にしかわからない。一方でアンバランスの良さもまた再認識する。海外にいくと地味な日本がよく思えてくるのと似てる。
パワーアンプ・プリメインアンプでもヘッドホンを駆動する事が出来る。ヘッドホンは、どのパワーアンプで聴いても似た音になる。それがヘッドホンの実力なのか、スピーカーのようにはアンプで音がコロコロ変化しない。ヘッドホンはヘッドホンアンプでもあまり音質が変わらないが、それと同じ。





3.5mmジャック×2⇒3.5mmプラグの変換ケーブル自作
これで通常のアンバランスでも使える

自分はヘッドホンのLとR 各々に3.5mmのステレオミニプラグを装着してる
(作るのが楽)




Goldring DR-150・・・ クリック
TEACのCDPのXLRバランス出力で、音がまともに出た。ボリュームは使えないけど、その分プラスとマイナスの電流電圧がかなり精度が高くイコールだから、凜とした音が出る。プリメインのスピーカー端子でヘッドホン駆動した音と比較したら俄然雑味がない。聴き疲れない。
アンバランスは1Wで出力するところバランス型は0.5W+0.5WでHOTとCOLDで出力される。COLD側が逆相になっているため、ノイズは相殺されるが、きもち空気感も相殺されている。




SG-2 NeoClassic & SG-3・・・ クリック
城下工業のヘッドホンをスピーカー駆動できるようにしてみた。城下工業のように立ち上がり立ち下がりの速いユニットの場合はシングルドライブの方が良いかもしれない。プッシュプルにするときっつくなった。濃厚なゆったりした余韻の長引くヘッドホンの方がバランス駆動には向いてるかもしれない。







MDR-SA3000の中身。MDR-SA3000は元々片だしだけど両方穴あいてる。太さΦ3mmのケーブルを使えば、ちょうど穴径に密着した。ストッパーになっているのかなという具合に引っかかる。作業性はこのモデルは少しめんどくさかった。はんだづけする前にケーブルをハウジングの紙系素材に通さなくてはならないなど。日本のヘッドホンは器用な事してるね。