DENON DCD-1650SR

伸びやかな音場感と実在感のある解像が高度な次元で融合し
ベストバイの定番という地位を揺るがせぬ完成度を見せる最新の1650番






DENON DCD1650SR

「スペック的なこと」
・徹底した防振構造により音の生命感が保たれている
・DUALトランスにより純度が高い
・AL24プロセッシングにより自然でしなやか
・マルチ24bit D/Aコンバーターによりトラック終了間際の余韻が続く
・DISPLAYのクリアガラスに高級感がある
・トレーのOPEN/CLOSEの移動に重厚感がある
・リモコンがでかい








DCD-1650SR

「SRの音触感」
音の基底部には精悍な弾力があり
静物的な構造美は 行間を彩る薫りを伝えている
手にはぬくもりが 言葉には感情があり オーラからは生気が漂う
生命力が高く 青春の真っ直中にいるようなサウンドである




DCD-1650SR+PMA-2000V


「生命力が高く、実在感がある」
デノンを品評するとなるとどうしても、パワーがあるだとかエネルギーに満ちているという表現になる。ゆえにデノンはミニコンの延長線上にある音だとかいう結論に結びついてしまうけれど、これは物理的に優れたオーディオ機器の一つの特質でもある。最近のミニコンは溌剌としていてポップスやロックのみでなくクラシックもすっきりと聞ける。カーステは合理性の賜物で、高い解析能力と鮮度によってジャンルに対する適応力を得ている。それを超えたこの価格帯とサイズでリニアに成長して相応の特性を備えたのがこの音であると考えたほうが前向きだ。デジタルの解像の滑らかさが普通に滑らかになっていて、とても聴き心地がいい。暖かいわけでもないクリアなわけでもない音。音楽からは一歩引いた姿勢で分析的に再現されているが、デノンの橙色のトーンはある。音像はのっぺりと平面的だけど、密度からくるハケのよさがある。よく考えると、かなり落ち着いているほうだ。造りも世界でトップクラスの工業技術をもっている日本製に相応しく緻密で、生み出されたものがスポイルされずに生きている。価格は音に響くけど、この節度とまとまりのよさには伝統のもつ風格を感じる。









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