■メーカー : IKEDA SOUND labs.
■型番 : N.S LM12CLK
■外径寸法 : W300×H100×D230mm
■重量 : 6.2kg
(下にあるデッキはVictorのS-VHSビデオデッキHR-VXG1です。2021年、現役。トラッキングは酷いけれど、頭のほうがそれに慣れてきた。)
IKEDA SOUND labs. N.S LM12CLK パワーアンプ イケダサウンドは1984年に池田勇により設立されたカートリッジのメーカー。アンプはラインナップに載ってないのでおそらく池田氏が自作して楽しんでいたもの。池田氏はあんまりアンプにこだわってなかったみたいだ。上流(レコード)と下流(スピーカー)で音の多くが決まるという思想の方だった。 そんなメーカーのアンプを手に入れた自分は運が良い。レコードのカートリッジを設計している方だからなのか、高雅な音がする。スピーカー端子の裏側など損失にたいしての神経質さを感じる。純度が高く澄み切っていて歪み感がない。音像が前へ飛んでくるけど自己主張ではなく抜きん出た感覚。濃厚な音ではないけど音に水気はある。機械的スカキンサウンドではない。最近自分は博打でいろんな自作アンプの音を聴いてみたけれど、やっぱりプロの音はいいな。中身は同じように見えるのだけど。 |
RCA端子はTOMOCAのもの。LRで単価500円くらいで売られている端子。純銅製ではないけどどんなプラグとも馴染む。金メッキも厚くて抜き差ししても色が禿げにくい。という、自作しない人にはどうでもいい情報。 Ikeda soundlabは、はんだ付けがすばらしいです、MOS FET POWER AMPの記事も参考にしてください。池田勇氏本人が作っているものなのかな…。 画像のスピーカー端子はネジ、ボルト、スプリングワッシャー。すごい不便だけど、接点を減らす目的でこうなっている(横に穴が開いてて内部の導体が外に出てる)。GNDにマイナス(黒いほう)を接続。よく調べないと…。(そうしないとウーファーのコイルが無駄になる。よく「プラスとマイナスの接続は位相の問題で、+−逆に接続すると低音が薄くなるだとか、音質にはたいして違いがない」という書き込みがあるけど、位相ではなくローパスフィルターの問題だと思います。ローパスフィルターのコイルは赤の プ ラ ス 側 に取り付けられている。あ、ぜんぜん恥ずかしい事じゃないですよ、自分はオーディオ歴15年目にして初めて知りました(アチャー。自作のネットワークを作ろうとしたときに。……早く言ってくれ)。 |
エルサウンド | イケダN.S | イケダMos | 真空管Amp | |
解像度 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
分解能 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
空気感 | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
高音 | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
空間再現 | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ☆☆☆☆ |
低音 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
室内楽 | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
交響楽 | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
ボーカル | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ |
ポップス | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ |
生命感 | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
長時間リスニン | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
点数 | 80 | 80 | 80 | 75 |