Inakustik PRM-2.5C
イナクスティック(旧Monitor PC社)の入門モデル




Specification

型番 PRM-4C/2.5C/1.5C
形式 スピーカーケーブル
導体 OFC(0.15mmスケア)
導体使用本数 228本(PRM-4C)、144本(PRM-2.5C)
芯線断面積 4㎟(PRM-4C)、2.5㎟(PRM-2.5C)
被覆 PVC
備考 1ロール100m(PRM-4C)、1ロール120m(PRM-2.5C)
価格 PRM-4C ¥1,000/m (税別)
PRM-2.5C ¥700/m (税別)



「インアクースティックの最もベーシックなOFCスピーカーケーブル。インアクースティックの選別による質の高い素材のサウンドを最もシンプルな形でお楽しみいただけます。同芯円上にOFC線を配置した導体は信号のロスが極めて少なく、低域の安定感が増した落ち着きのあるサウンドをシステムにもたらします。」
旧モニターPCから発売していたCobra2.5CとCobra2.5Cと、イナクスティックの同じSPケーブルは、直径・導体断面積は同じでも1本の導体が0.07mmと0.15mmの違いで、別物な勢いです。
Monitor PCより導体1本あたりが太くなっているので、その分おそらくリニア系な音になっているけど、実際使うとふやけた心地よさあり。オケがキンキンしなくていい。音色もよく、よくヴォイシングを重ねて設計されていると思います。PRM-4C /PRM-2.5C /PRM-1.5Cは銀メッキなしタイプ(Copper 銅)。銀メッキを施したモデル{PRM-4S /PRM-2.5S /PRM-1.5S}より地味な音色。PRM-2.5Cは導体断面積が2.5mm2(直径1.6mm)ぐらいのケーブルだが、上位の太いケーブルより厚みや奥深さや低域の解像度が落ちるかわりにあっさりした鳴り心地。あっさりなのに痩せていない不思議なケーブルだ。たとえるならガチンコの番組でやってた支那そばのようなものなんでしょうか。細身のトールボーイならちょうど良い鳴り口になった。極太のケーブルCobra6SだとB&W系の2WAY(CDM1SE)には似合わず、ONKYOのD-77RXだと良い音に鳴ってました。でも「嫌な音を出さない」からそれを求めるならどのスピーカーでも良いと思います。

ケーブルポエムより
オーディオケーブルにこだわると泥沼で大変なイメージを抱くと思います。嫌な気分になりますね。あの集中力。でもそれを払拭する方法があります。L/Rがほぼ同じケーブル長になるなら、別々の種類のケーブルを使って、L/Rの音を聞き比べれば良いのです^^。べつにLとRを同じ銘柄に統一する必要性なんでございませんから。気に入った方を残すみたいなやり方をしていくと、時間と集中力の節約になる。・・・?。こだわる限り永遠に終わらないか。

Monitor PC Cobra-6S
Monitor PC Cobra-2.5S
Inakustik PRM-4S


monitor PC Silver Line Catalogue
旧モニタースピーカーのカタログ


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