KENWOOD OMNI PRO



こちらを窺っている
KENWOOD OMNI-A5(定価35000円/pair)
2WAY(10cmコーン型+1.9cmドーム型)
H154×W154×D164mm 約1.5kg
パワーアンプ内蔵



【使い方】
・ACアダプターを左右両方のOMNIに接続。
・RCAコードを左右両方のOMNIに接続。
・前面の丸い押しボタンは電源とボリューム兼用。
・押すと電源ON⇔OFF。回すとボリューム操作。

KENWOOD ALLORAのスピーカー上に乗っけるものとして別売りで販売されていた商品。これは名器とよべる。単独で人気があるのはその便利さと意外な音質によるところ。ミニコンがでかかった古代のリキの入った副産物である。

オムニは無指向性スピーカー。リボン型など指向性の鋭いスピーカーと組み合わせるとちょうどよかったり。フォーカシングに神経を研ぎ澄ませる必要性を感じなくなる。

UFOにしか見えないけどわりと優しい基調で聴きやすい。オムニ単独でも結構再現力ある。低音は薄いが結構良質な低音。中域はハスキーになる成分が多い。クラシックの雰囲気いい。店舗などに使えば店舗全体に音が平均的に拡がって、どこからともなく音楽が漂ってる。






オムニプロ 画像よりさらに美しいロゴのプレート
天板のロゴのプレートまで美しい仕上げ。丁寧に作られている。


もともとはアローラのOMNI専用端子につなげるもの。ボタンをON/OFFしているうちに勝手にボリュームの位置が回ってゆくので、オーディオデッキの電源と連動させるのが理想的。

OMNI-A5専用のACアダプターのケーブル長は3m程度。
高級ミニコンポのROXYの別売に用意されていたOMNI-7はアンプ非内蔵型。壁掛けなどで3m以上の遠距離に設置する場合はOMNI-7という選択肢になる。

プリアンプを挟んでみた。BLOSSOM BLO-0299。音が凛として整った。
オムニはPCオーディオに使っても最高。どの位置でもほどよく定位しているしやさしい音で疲れない。ヘッドポンなんてやってられません。ただOMNI-A5はパソコン側にSWITCHEDで連動するAC電源スイッチが搭載されていれば便利だけど、毎回LRの電源をON/OFFするのが面倒になってしまうでござる。

ワットチェッカーで消費電力を測ると… POWER ON時 4W / STAND BY時… 1W
スタンバイ時の消費電力は気になる。ACアダプターが少し熱をもっていて気になってた。





ヘッドフォンをかけるオムニ 手前にあるポータブルはKENWOOD MG-G608
音楽を聴いているOMNI




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