丸山無線のおじさんが言うには、モニターオーディオは大会社化する前の、初期の工房で造られたものが良いらしい。初期のStudioシリーズ(Stereoシリーズ?)が一番本格的だったという。だが一回でもいいから聞いてみたいけど未だ見かけたことがない。Studio
or Stereoシリーズについて教えてもらった。(2005年) SoliloquyはモニターオーディオのそのStudioシリーズを目指したもののようだった。 Soliloquy 5.0(2WAY)→Studio10(2WAY) Stereo10? Soliloquy 6.2(トールボーイ)→Studio20(トールボーイ) Stereo20? Studio2?は廉価版で、SAT2に相応する。 SoliloquyはMonitorAudioのStudioに比べて厚みがあり、Studioは軽やかで明るい傾向のようだ。Stereo20とSoliloquy 6.2なら、モニオのStereo20のほうが断然よいけど、Stereo10と5.0は互角で、全体的に密閉のSAT5のように軽くて明るい。 モニオ初代のAVスピーカー702PMC(2WAY 定価¥118000)は置いてあって聴けた。ALRジョーダンのように爽やかで聴きやすかった。 DALIはモニオのユニットを採用しているけど、使い方がわかってないみたいだ。むかし、クロスオーバー社が輸入していた頃は、DALIにもある程度音のよいものがあったらしい。DALIはその昔平面型がよかったようだ。でもDALI Scepterは結構よかった。マイルドだった。 後日談、小型2WAY機のStudio5を聴くことができた。(2013年) その感想…疲れない。音が一人歩きを始めたみたいにユニットをよく離れる。B&WのイヤホンC5のように繊細でなおかつイヤホンより解像が円く艶やか。解像に綻びがない。中身がある。ガレージ時代の音なのか、今のモニターオーディオとはかなり異質な音。なんか素っ気ない。色気で媚びてない。おもしろみに関しては今のモニターオーディオの方が勝る。濃厚な弦楽が好みの人には向かない。しかしメタルコーンの美しいサウンドでした。…8年も探した甲斐が(というほど電気街を歩いてはいないが)あったというもの。音もすっきりした音だが僕のしこりもすっきりした。 |