ONKYO A-917




ものすごく甘く耳あたりが滑らかでゆらめきながら水のはばたきがまるで秋風に遮られた帰り道の月のようで特にジャズとかポップがウェルバランスなの。ウェルバランスというのはウェルウェルゆってるという意味だから、定位もゆるゆるみっちり耳元で決まるほどでした。超パラノイア☆
しかしその間隙に、ちょっと硬い、のが、映えた・・・それに気づいたその日からです
その日以来、かの軟らかい波は硬質のダイヤモンドから放たれたまぼろしであるかのようにPale(フランス語で色褪せる)し、神を失った三十路のようにガラスの十代を羨むこととなりました。年代も経過しておりSELECTORとVolumeにガリがありまくっていたので、私はあの日に戻ろうと決心し、螺子をひとーつ、ふたーつ、はずしていった。その後、機械の中を眺めたゆえ血の興奮が止まらなくなりカメラを持って来ることすら忘れて、久しぶりに笑うことができた。ふだん論理的態度なわたしゆえにテニスの女王(伊達君子)の微笑みをするには多少苦戦しつつも無事カーボン液を塗り終えることができたので、螺子をひとーつ、ふたーつ、はめ込めていった。しかし13ー、14−、と…、最後に嵌め終えようとするまさにそのとき、わたしは知ってしまったのです。
ここに螺子が…? (ひとつ増えてる・・・ ひとーつ、増えてる・・・。?)
そう。螺子が増えていたのです・・・。でも、もしかすると井戸に落としたものかもしれないからとりあえず家に井戸があったかどうかをたしかめに行きました。ない…! どこにもないのです・・・
その後わたしは自分の行方を知りません





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