ONKYO D-202AX







シルクOMFダイアフラムを採用した新202Aシリーズのスピーカーシステム。

低域には16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはシルクOMF(ONKYO Micor Fiber)ダイアフラムを採用しています。この振動板では内部損失が大きい天然シルク素材を採用することで振動板から発生する雑音成分を少なく抑えています。また、振動板の質量と剛性をうまくバランスさせることでトランジェントを向上させています。

高域には2.5cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
振動板にはピュアシルクダイアフラムを採用しており、ボイスコイルには無酸素胴ボイスコイルを採用しています。

ネットワーク部にはドイツWIMA社製コンデンサーなどのパーツを使用し、高音質化を図っています。

エンクロージャーはバスレフ設計となっており、板材にはMDFを採用しています。 また、外観はリアルウッドの突き板塗装仕上げが施されてます。

入力端子にはバナナプラグに対応した金メッキ真鍮削り出しターミナルを採用しています。

方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ)
使用ユニット 低域用:16cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
再生周波数帯域 35Hz〜35kHz
最大入力 80W
インピーダンス
出力音圧レベル 89dB/W/m
クロスオーバー周波数 3kHz
キャビネット内容積 12.5L
外形寸法 幅205x高さ333x奥行308mm(サランネット含む)
重量 6.9kg
付属 スピーカーケーブル モンスターケーブルXP(2.5mx2)
別売:スピーカースタンド AS-200A(2台1組、¥22,000)
外形寸法 幅295x高さ479x奥行295mm
天板:幅184x奥行210mm
重量 4.0kg

(オーディオの足跡)







ロゴの配置といい、ウーファーの色といい、サイズ感、形状、ヌルヌルしたニスの艶、サランネットのロゴ、、このデザインには魅了される。








ウーファーについて。前作D-202ULTDまではホヤ(北海道の寿司屋とかで食べた事がある)が素材に使われた振動板で、グルコサミンを感じる躍動と厚みでしたが、色も焦香色になり、かなり現代調にすっきりした模様。ウーファーをさわさわしてみるとお肌がすべすべしているやうな不思議なさらつきがある。多分私が思うに、この触感のためにシルクを選定したと思われます。
しかし気づきました。このさらさら触感のために空気が滑って逃げていってしまうことに。振動板の傾斜に沿って空気が滑って…

録音ファイル スマホ: V.ウイリアムス『トマスタリス』











D-202系列はD-201⇒D-201A⇒D-201AU⇒D-201AU LTD⇒D-201AX⇒D-201AX LTDとモデルチェンジしているのでヤフオクではD-201AX LTDのみが高騰する。が、、音質的には個人的には D-201 < D-201A < D-201AX=D-201AX LTD < D-201A(セーム革) =D-201AU(セーム革) =D-201AU LTD(セーム革)。。各々に良さがあって甲乙つけられないような気もします。LTDは若干高くてプレミアム仕様で柔らかい音になるけど。D-201AXのエッジはフェルトっぽい素材なので経年で加水分解でボロボロになることはない。変更する必要性に迫られないとセーム革に変更することはない…はやく破れないかな。







オンキヨーは日本のJBLみたいな音がする。クラシックはあまり向いてないけどJポップは肉の厚みがあってジューシー。宇多田ヒカルなど声が生々しい。クラシックは聴き方による。ソフトンの300Bの真空管アンプでヒーリングミュージックを再生すると眠れる。だめなところとしては ONKYO D-202AXはAV用途には向いてない。楽器的なスピーカーで、チェロの筐体のようにぼんぼんする。効果音がすっきりとしない。










滑らかな光沢感があり、なかなかヌルヌルしている印象だ。日本の製品の丁寧さ。スピーカー端子はD-202Aからこれを採用されてる。品質の悪い端子はすぐに金メッキがハゲてくる。見えないところでしっかりしたパーツと思う。





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