OYAIDE FTVS510
 



導体:中心導体には世界初といっても良い、5N(99.9995%)純銀を使用。
絶縁体:性能及び音質を重視しフッ素樹脂とFPEの複合絶縁層。
半導体層:導体に影響を及ぼす事無く、静電気の放出。
2層シールド:銀メッキ銅編組+銅箔。それぞれの金属が持つ周波数帯域特性から複合。
外装:紫外線(UV)カットのポリウレタンを使用。




オーディオ用途というよりアンテナ用の同軸ケーブルだけど価格相応に心地よい音がする。
KENWOODの純銀ケーブルのようにたおやかな調べがあり、単線なので滑らか感がある。
小音量時ACROSS750より楽音が浮き立ち色彩感がある。「トレブリーな音」と紹介されてる。




OYAIDE純銀

K's Laboのカーボンプラグで自作
とくにカーボンだろうと音質の違いはあまりないが、似合ってるから
網メッシュのシールドは銀メッキで色が綺麗。隙間を作らないよう銅箔のシールドも入ってる






大量生産すれば安くなる。需要が少なく大量生産できないものは高くなる。
だから高いケーブルは価格ほどは高音質でない。
安いケーブルのほうは価格の割に音質がよく、人々がフィーバーする事が多い。
でも「ケーブルに高いとか安いは関係なく、むしろ高いケーブルを使うと音に『色付け』が加わり音が悪くなる(錯覚による美音である)」……という論理には疑問がある。だいたいそういう人はヤフオクで安い高音質な物を出品している。

OYAIDEの銀のケーブルはやはり高級な音がする。
金属メッシュによるものか輪郭感が出ているが、銀なりの美音が保たれてる音でそれが心地よい。抵抗値やインダクタンスの値は測定できるけれど、心地よいという人間の感覚が、いちばんスペックを言い表していると思う。微小音の具合は測れない。

おりん職人が作った最高級自転車のベルは、10個一生懸命作っても良品(=音の響きが長い綺麗なもの)は2〜3個しかなく、あとはまた溶かすらしい。



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