SAEC SPC-710 |
SPC-700のつづきでSPC-710を購入 アニール処理された導線はテフロンと紙テープ巻き 超びにょうに絶妙な感触のポリオレフィンのシース SPC-700とは若干仕様がかわりました 導線の数と太さは変わらず(7/0.18φ×19) やはり図太いスピーカーケーブルです +◆+◆+◆+ ― 音 質 ― +◆+◆+◆+ SPC-700は思春期の情緒がある反面 DIATONEのDS-1000ZXを鳴らすと反抗期の荒さもでた それは極太の銅線ゆゑの諧調の荒さかもしれない SPC-710は銅に接地する絶縁体に紙テープを採用している 誘電率が0である 肩のこわばりから解放されてる所はサウンドギークと共通 導体断面積が大きいので低域は問題ない、中域も充溢しているが 低域セッティングのイヤホンのように高域が出てこない事はない 純銀製ケーブルほど高域の聞こえはよくないが 情報量が結構多く出ていてウェルバランス シースの色はSPC-700がプールの色だとすると SPC-710は半透明でイカのようになっている +◆+◆+◆+ ― そ の 世 界 ― +◆+◆+◆+ 要約するとずんぐり密度がある 太い音なのにすっきり感と両立している それは二つの理想に基づく 情報が錯綜としてないリゾーマタ‥ 各々の相互作用が円滑なスペルマタ‥ 手を合わせて耳ではなくコスモゾーンで聴いたら えぐみが解決してマイルドに… イカのように スペルマタのように 半透明の乳白色 緩衝作用が働きまさに純真になった |