SAEC SPC-710 SUPER ANNEAL


SAEC SPC-710 \2415/m


SAEC SPC-710
SPC-700のつづきでSPC-710を購入
アニール処理された導線はテフロンと紙テープ巻き
超びにょうに絶妙な感触のポリオレフィンのシース
SPC-700とは若干仕様がかわりました
導線の数と太さは変わらず(7/0.18φ×19)
やはり図太いスピーカーケーブルです

++++ ― 音 質 ― ++++

SPC-700は思春期の情緒がある反面
DIATONEのDS-1000ZXを鳴らすと反抗期の荒さもでた
それは極太の銅線ゆゑの諧調の荒さかもしれない
SPC-710は銅に接地する絶縁体に紙テープを採用している
誘電率が0である
肩のこわばりから解放されてる所はサウンドギークと共通
導体断面積が大きいので低域は問題ない、中域も充溢しているが
低域セッティングのイヤホンのように高域が出てこない事はない
純銀製ケーブルほど高域の聞こえはよくないが
情報量が結構多く出ていてウェルバランス
シースの色はSPC-700がプールの色だとすると
SPC-710は半透明でイカのようになっている

++◆++ ― そ の 世 界 ― ++◆++

要約するとずんぐり密度がある
太い音なのにすっきり感と両立している
それは二つの理想に基づく
情報が錯綜としてないリゾーマタ‥
各々の相互作用が円滑なスペルマタ‥
手を合わせて耳ではなくコスモゾーンで聴いたら
えぐみが解決してマイルドに…

イカのように スペルマタのように
半透明の乳白色
緩衝作用が働きまさに純真になった