SANSUI AU-α907XR



33kgのアンプとのこと、実際持ってみると持てなかった . ..。








スペック
出力:160w×2(6Ω)
車の排気量も大きいほうが余裕がある。
2WAYとか小音量では707のほうがいいとかあるけど深度の問題かな。
カーボン接点賦活剤は塗りすぎると
「昔の重量級アンプのように重苦しい音になる」らしい。
そういう重量感はあって、707のほうがどちらかというと気が軽い音だと思う。

607XRと907XR
低音の量を比較:907は雄大。
607XRは中域の充溢したバランスだと思っていた。
907XRももっちりしていてグルメ。よりとろける。

907と907XR
86年のAU-α907に比べると細部の小さい音はよく出ている。
でも907XR電源つけて意外だったのはリアリティはそれほど違わない。
それがとろけるものをスポイルしないでいる。絶妙。
初聴からじっくりと聴けるなじみのよさがある。
ただし607XRのときと同様なにか疲れる。
電子音的で心地いいけど残留ノイズがあるのかな。腰が重いのもある。
低域は膨らませられたことなく 量感そのまま 出方も素性的。
どちらかというと大型フロア向けかな。
Power Amp DirectをOnにすると厚みは減るが、きもち軽くなる。
OFFのほうが、プリによるものか、音にハリがでる。
XRの音は、アンプ介在して出てきましたというのではなく、音を作り出している。
人の声も電子音的。
落ち着くのはα907の元祖のほうだけど、
余計な意識を背負わず本来の形でじっくりと熟成されてきていると思った。
音の表面の丸さは丸いままにより密度的になっている。
オーディオ的に惹かれるサウンド。
次のMRになるとそれはつややかになって照光を感じる。






『音はレンジとか、切れ込みとか、分解能とか言った段階を越えて、本当にいい音だと感じさせるものを持っている。静けさ、色気、つや、雰囲気といったものがみごとに出ている。へたなセパレートアンプを凌ぐハイCPプリメインだ。』長岡鉄男
音の厚みやDレンジ等はどうでもいい。もはや論理武装の必要がないほどの重厚な物量が投入されている。キャパに制約されておらず自由で、音楽は電波でお花畑に展開される。
SANSUIの世界は電子音的宇宙。それを基調に展開されるビブラートは疑似生命的。オーディオ的ではあるかもしれないけれど、いかにも原音再生というふうに無味でない。MRは減り張りがある。XRはアンビエントのエーテルに揺れる。空はグルーミーながら海洋は深い海の表面。偉大な海。地球で一番でかい動物すらこの中に浮き沈み、悠長に潮をふいている。
これがXRの本来の音か。 607XRはドンシャリでだめだったのだった。
607XR買ったのは10年前。とうとう907XRにたどり着いたのだね。ちょっとヘタってるけど。
907XR使ってみてやっとXRの本当の実力に巡り合えた。よかったよかった。









サンスイの技術者が次々とソニーに引き抜かれていったのは有名な話。
XRはその当時の製品。
僕はXRからでるとろける山水トーンが好きだ。確かにこれを聴いていた。この音。