TARALabsとは、SPACE&TIMEを手がけているアメリカのケーブル製造メーカー。
世界で最初に6Nのケーブルを発売したメーカーで
8Nのケーブルも6Nスパーアニーリングの延長線で生産が可能だから安く提供できるらしい。
古河電工のu-P1は解像度の高さに基づくしっとり感があるが
Prism8は素材的にポエジーを醸している音である。
marantzのRCAケーブルはリファレンス的で四角形な音だけど
Prism8は聴感的にほどよく優しい。
CANAREやMOGAMIほどストレスフリーでS/N感が高いわけではないが、
TARA Labs Prism 8は無機質な音ではなく甘い音像で色気を醸す。
CDプレーヤーからダイレクトにパワーアンプ内蔵スピーカーなどに接続する場合
TARA Labsのようにポエジーを感じるケーブルにするとちょうどよかった。
Stereo誌の懸賞で当選したもの。
本当にいいものをいただいて感謝。
ケーブルに印字されている文字は
「Prism 8 Interconnect Cable by TARA Labs, Inc. SA-OFHC Copper Pressure-Stranded
→→→→」
Pressure-Strandedとは「圧縮撚り技術」で酸化を防ぎ初期性能を長期間保持させる技術のようだ。
「SA-OF8N」はSuper Annealed - Oxygen Free Eight Nines copperの略
「OFHC」はOxygen Free High Conductivity copper=無酸素銅
又は Oxygen-free high thermal conductivity=高伝導度無酸素銅
伝導率が高いケーブルの一般的な略号のようだ。
それを独自の技術で編みましたということでメーカー色が表れてくるのかな。