TIGLON MS-12SP-RII
クラシック再生で一番無難な選択。
TRIGONと似ているけど違う。




ティグロンのスピーカーケーブル MS-12SP-R2。日本のメーカー。
希望小売価格:¥3,800/m(税別)
●導体:欧州製極細4N-OFC(現在は日本製を採用)
●導体構造:極細線材の超多数(399本)撚り構造×二芯構造
●シールド:マグネシウム箔によるシールド
●介在:綿糸、紙テープ
●外装シース:黒色PVC(艶消し)





極細多芯導体。音質的にMonitor PC Cobra SeriesやSUPRA Classic Seriesなどと共通項があるのだけれど、想像しているよりマトモな音質だった。ティグロンMS-12SPUはかなり輪郭のない音だが、導体のスケアが小さいためかこんもりとはしていない。極細の銅体だけど銀や錫でメッキをされてないのもクセのない音質に寄与している(そのかわり末端処理は前提になる)。DENONのXC-786も極細多芯でメッキなしのモデルだけどそれとも異質な音。XC-786はもったりとしていて眠くなる。TIGLONは導体の選別に時間をかけられているのだろうか、正統派の音で品があり解像度高くストレスがない。うれしくて気に満たされる。シールドはマグネシウムだからか金属系のシールドのように冷淡な音色に変化してない。マグネシウムのシールドはビニール系の膜にマグネシウムの微粒子を散布か混合して作られてる。端切れはアンプの配線等に再利用しましょう。
MS-12SP RU+Cu バナナプラグ
末端には銅製のバナナプラグをつけた。導体とバナナプラグの溝にはナノテックシステムズの金&銀ナノコロイド液を浸透させた。仕上げに空気を遮断するためセーム革と天然の綿を糸で縛った。音質は熱収縮チューブでセーム革と綿を圧縮して空気を遮断する場合より良好。糸の圧力が一部分にしかかからないしその強度もほどよいから音を殺してない。でもこれは失敗です。金メッキにセーム革が密着してるけどセーム革のなんらかの成分が酸化を引き起こしました。
『TiGLONの音質日記』
Nanotec-Systems SP#79Specialから取り替えると音圧が落ちたような印象だった。それは音の種類や性格の違いになる。極細線が集合した極太導体は、矩形波が減り空気感が増える。
Western ElectricのAWG10(MS12SPと導体断面積が同程度)のケーブルと比べるとマグネシールド分空気が濃密。
石川セリという人の歌声にはゾクッとした。エーテル(素粒子)に満たされて輪郭(エッジ)のない音像。幽霊が歌ってるみたい。



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 CABLEの比較一覧...

Tiglon MS12 Zonotone DENON786 aet F150 KENWOOD銀 Monitor PC SUPRA 6.0
解像度
音の種類
甘美さ
空気感
S/N感
リニアリティ
解放感
高域の伸び
中域の伸び
低域の伸び
高音の深み
中音の深み
低音の深み
TiGLON MS-12SP-R2は音像に凹凸がない。エッジを抑えられているようだ。解像度は高いが温度や湿度がほどよくあるためクラシックに奥ゆかしさがある。47研究所の4708を使ったあとだとゴムが伸びるようなフルートやハープが聴ける。聴いててストレスを感じないのは極細多芯構造ゆゑか、銅が良質なのか、マグネシウムシールドの恩恵か。




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