thomann the tt.amp S-75mk2
昇圧トランスで音質が変わるか実験しました
Thomann (トーマン、トマン) S-75MKU パワーアンプ。ヤフオク中古で2万円弱だった。出力は45W+45W(8Ω)。電源トランスが出力の割に大型で、しっかりした造り。業務用っぽい音だが、JBLの38cmウーファーの低音域が濁っていなかった。大型のウーファーの場合、電源がしっかりしている事が重要らしい。CROWN
D-45との比較ではThomannのほうがくっきりした音傾向で低音は出ない。この低音が出ない明快な音をドイツ的なサウンドというのかな。それは帯域のバランスの問題なのでウーファー用に使用してもとくに問題ない。低域の解像度・描写力が低いわけではない。 |
入力はXLRとフォーン?のみ。BTL接続とブリッジ接続が可能。
特に音質が変わる印象はなかったけどブリッジだと音量が大きくなった。 |
S-75 mk2 の現行播種では、背面パネル左側にERPスイッチ(無信号時には電源が自動で切れるスイッチ)がある。このERPスイッチをONにすると、すぐ電源切れます…。小さな電流には感応しないのかな。使い勝手悪い。
あと、床面板中央部手前寄りに115V/230V の赤い切替えスイッチがある。せっかくなので「115Vと230Vを切り替えて音質をチェック」してみた(230V時はステップアップトランスを使用)。
結果、、、昇圧のトランスが電源アイソレーショントランスの効果をもたらすのか、230Vのほうが機械的に有利なのか、よく知らないが、230Vの時のほうが明晰な描写力になる。それは普通にブラインドでわかる違い。115Vの時は濁る。その濁りがシルキーだとか美しい鼻音という風にたとえられない、ただの機械的損失による濁り。
(ただ、アイソレーショントランスではここまで大きな差は出ない。原因不明。昇圧トランス使うと電源のインピーダンスが上がるらしいけど、このCaptronの性能がそれを埋め合わせるほど良いのかな。UNISTARのアンプでも使っていたけど音が良かった)。 |
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