Zonotone 6NSP-4400 Meister
これ1本でぜんぶが少しずつ手に入る具合



希少な高純度プレミアム銅4種類を組み合わせた導体を
4芯(カッド)DMHC構造(ゾノトーン独自の多芯構造)にした
シールド付高級スピーカーケーブル

導体サイズ:2.0mm2×4本 外形:10mmφ 導体抵抗:8.82mΩ/m
導体をフロートさせる介在には、静電気を帯びない天然線糸を使用し、制振にも効果を発揮
厚手アルミラップシールド採用


Zonotone 6NSP-4400 Meister 日本人のバランス感覚と真面目さからか、クセが感じられず、もたつきのない仕上がり。
Zonotone 6NSP-4400 Meister ゾノトーンのケーブルの色は前園氏の星座のラッキーカラーに由来
価格
6NSP-6600 Meister: 6600円/m
6NSP-4400 Meister: 3300円/m
6NSP-2200 Meister: 1450円/m
6NSP-1100 Meister: 950円/m


「純銀コート銅線」と「6N銅線」と「PCOCC」のコンビネーション。外周の導線は銀コート銅線で、内周が銅線(PCOCCと6N銅)。銅線は太くて硬く、指に突き刺さる具合。PCOCCはアニール処理していないPCOCC-Hかもしれない。PCOCC-Aより使いづらいが音には利点がある。
【音質詳細】…空気感などのエーテル的な要素が後退しておらずしっとりとしている。銀コート銅線を外側にもってきたのは表皮効果を狙ってのことか(銀は高域の特性が良いらしい)、音色の基調を委ねるためか。それ以外は純銅線なので、MonitorPCSUPRA Classicの銀や錫でコートされた極細導体のケーブルほど脚色は強くなく、コートした素材の音色はほどよく乗っている。KENWOODの純銀ケーブルに比べると肩の軽さや明瞭度は落ちるが、分解能が高くはっきりした音で、しっとり優しい感じも出ている。PCOCCと6Nの導体なので音に品格があり、トーンには現代の色気を感じる。複数の種類の銅線によるところか、いろんな音がハーモナイズしている印象。音の種類が多く、低域から高域まで平均的によく出てくる。無難な音であるが、リファレンスとして使える音である。時に元気がないようにも感じられるけどちゃんと眠れる音である。かなり推敲されてると思う。
シールドはアルミ箔。分解能の高さからくるのか金属系のシールドの影響か、やや淡麗な音色でもある。温度感は低め。
6NSP-6600 & 6NSP-4400は4芯スターカッド型のスピーカーケーブル。スターカッド型は磁界をより多くの範囲で打ち消し合う構造。スターカッド接続するか否かで音が違う。これ1本で2回楽しめる。2芯のみで接続すると導体面積が小さい分冴えた音になり(たぶん6NSP-2200の音)、4芯の方は落ち着いた音調になる。4芯の方が低域方面に音の深さがあるが2芯でも解像度は十分にあるし特に高域方面の抜けがよいので一長一短(3芯でも楽しめるけどそれは想像で満足しておく)。2WAYのスピーカーなら2芯でちょうど良い塩梅。3WAY以上ならスターカッド接続でSPの能力発揮すると思う。小音量なら2芯で良さそう。
このスピーカーケーブルはナノテックシステムズに並んで各オーディオショップでの評判が高い。2014年現在どこに行っても置いてある。6NSP-4400 Meisterを使ってみると高級オーディオフロアでよく耳にするようなハイブラウでニヒルな音が出てる。人気もありそう。ヤフオクで高値で取引されてるから。導体が高額なハイブリッドだしシースも綺麗だしリファレンスに使えるのでかなりコスパに優れた製品かと思う(これが高いと思うのならTDKのCA-QL601を買うと良いと思う)。Zonotoneの作者はオルトフォン・ジャパンで活躍していた人。シースの色はブルーで統一。購入して3年経過するがシース等の変質は今のところ見受けられない。まさに日本の職人技。

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