PRIMARY-F150 \840円(税別)/m PRIMARY-F075 \480円(税別)/m 世界が驚愕したエビデンス・テクノロジーを採用!高級オーディオの世界を、圧倒的な評価で席巻したエビデンス・シリーズ。そのテクノロジーとクオリティーを全面的に採用したスピーカーケーブル。それがプライマリーシリーズです。驚きの音楽性と、世界最高峰の日本製品質。トップブランドの醍醐味を最大限に堪能。- HP - |
EVIDENCEシリーズは驚愕のお値段だがPRIMARYシリーズはとても安い。その差が極端。導体はプレミアム・バージン無酸素銅(純国産)。見た目はふつうの銅だった。 導体面積が小さめで導体と絶縁体のみという構成のシンプルなスピーカーケーブル。静電容量が少なく最高域まで伸びきっている分トランペットやシンバルが溌剌としている。シールドがないからか全体的にはしっとり系の音。ほにゃってる。ケンウッドの純銀ケーブルやティグロンのMS-12SP-RIIに比べると聞こえにくさはあるけどその音色がいい。絶縁体は導体にまで染み込んでいて絶縁体の感触はかなり音に乗っている。絶縁体は柔らかくてハサミでシュポッと切れる。いい感触している。分解能は低いけど今風のサウンド。音楽の友社ONTOMO MOOK Stereo誌編のふろくのラインケーブルとかなり同じ音がする。 PRIMARY F150とPRIMARY F075の音質はfレンジとDレンジに差がある。F075はやや高域寄りでF150はフラット。音色は共通しているけどF150のほうが鳴り口がマイルド。F075はF150に比べると開放的だがややエッセンスの抜けた簡素な鳴り口になる。 しかし遊びで使うにも中途半端だと思った。どうせならPRIMARY F500を買うべきだと思った。既に良いケーブルを持っている人が買うものではない。自分は安いPRIMARY F150とF075で遊ぼうとしてケチってしまった。このケーブルが邪魔になってたら、スピーカーの内部配線にあてがうと良い。F075はツイーターに、F150はウーファー/ミッドレンジにすれば分解能の低さを感じないかもしれない。音色のたまらなさがどっぷり堪能できるはず。あとONTOMO MOOKにはオーディオケーブルにも使えるスピーカーケーブルとして紹介されている。 |
PRIMARY F075 | PRIMARY F150 | PRIMARY S250 | KENWOOD 純銀 | TIGLON MS12SP | |
分解能 | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ★ |
解像度 | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ★ ★ |
高域 | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ |
中域 | ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ★ ★ |
低域 | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
音色 | ★ ★ ★ ★ ☆ | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ |
素直さ | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ★ |
日記 2014年 PRIMARY F075 F150は音色は甘美で良かった。ドビュッシーやラヴェルの様な音楽は合ってる。ショスタコーヴィチやシベリウスの交響曲はクレッシェンドして盛り上がってくるとストレスを感じるようになる。分解能の低さの問題だと思う。 2022年4月 aet S250を購入。F075 F150より甘美さは減った。でも解像度は高い。交響楽で楽しめる。 |