audio-technica AT-HA25D




audiotechnica AT-HA25Dと v-moda(イヤホン)の調和
audio-technica [AT-HA25D]
この機種はなによりも…
電源がONの時は中が光っているので、電源の消し忘れをしないところが良い
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192kHz / 24bit 光デジタル対応D/Aコンバーター搭載ヘッドフォンアンプ
DAC&ヘッドホンアンプとも「音が変らないボーダーライン」を超えた最も廉価の機種。
音質的にはこれでもうよろし。これ以上考える必用はなし。比較しても変わりはしない。
時間があるなら新型のAT-HA26Dとのデザインの違いを考えるべし。

【D/Aコンバーターの音質】
簡易搭載型のUSB-DACよりは格段に音質がよく、
普通のピュアオーディオとしても使えるレベル。
ピュアオーディオのDACは音質的に収斂しているので
ハイレゾだろうとなんだろうとほぼ音質的に差異はなし。
そのボーダーラインに乗っかってる。

TEACのCDプレーヤー [VRDS25x] と比較
TEAC VRDS-25x:1/16シフト20bit 4DAC
TASCAM
CD-355:16bit DAC
audio-technica
AT-HA25D:24bit DAC
A:
VRDS25x(光角形)→ AT-HA25D(RCA)→プリアンプのLINE1
B:
VRDS25x(RCA)→プリアンプのLINE2
LINE1とLINE2のセレクターをガチャガチャ切替えて試した結果
ほぼ変らず。解像度同じ。音調も音色も同じ。
audio-technicaのAT-HA25Dは、ヘッドフォンアンプだからか
VRDS25xに比べると中域〜低域が薄かった印象。
それはしかしDACではなくアナログ部の問題かもしれません。
中域〜高域方面はAT-HA25Dは明るく開けた感があり
これは新型のD/Aコンバーターの長所かもしれませんがほぼ変らず。
TASCAMのCD-355VRDS25xの音質はほぼ同一なので
やはりその違いはDACというよりアナログ部の違いだと思われます。
ニアフィールドにてSONY CDP-XA5ESと厳密に頑張って比較してみると
CDP-XA5ESの方がごく極わずかに全面的に音の量が多い気がします。
ある帯域は増したけどある種の音は減ってるという具合ではなく
デジタルの場合は性能に比して全面的に平均的に増す感じになります。

【ヘッドホンアンプの音質】
ヘッドホンアンプは据え置きのものはほぼ同じ音がします。
ブラインドで区別つけるのが難しいレベルとなります。
ポータブルプレーヤーのヘッドホンアンプならば電力の関係で
非常に貧弱な音が出ます。それとならぜんぜん違います。
ポータブルアンプはその中間で、違いがよく出ています。
あとAudinstのHud-mx1の様にUSBの電源で頑張っているものは
その分音痩せをしていたり解像に満たされていない感じになります。
AT-HA25Dのヘッドホン出力は据え置きの側の音が出ています。
LUXMAN DA-100やBLOSSOM BLO-0299と同じ音です。
でもあえて言うならばAT-HA25Dは無機質で透明な傾向です。
BOSEのアウトレットモールで使われているのがオーテクのAT-HA21でした。
価格は安いけど解像度的にはなんら遜色ないレベルだからだと思います。
据え置き型のヘッドホンアンプも技術的に既に収斂しているのか
DACと同じ状況です。変りません。
このAT-HA25DはDACとHPアンプ両方ともが変らないボーダーライン
最も廉価の機種になるでしょう。
  

【パソコンにつひて】
デスクトップのサウンドカードも一般的に
オーディオが搭載しているものほど高品位ではなく
KENWOODのProdinoAT-HA25Dの場合は共に
光デジタル入力(DAC)を利用した方が音が良かったです。
マザーボードから出力されている光デジタル出力が結局は良いのです。
Creative PRODIGYのRCA出力はヒューマンな音だけど
光出力した場合のクリアな音質と秤にかけてみて
後者のほうが秀でていたといった具合です。
ただPCでヘッドホンはDA-100を使っても鼓膜は痛くなる。
微量ではあるが常に一定の特性をもつノイズが
リニアにダイレクトに耳に届いているからだと思います。
据え置きのCDプレーヤーの光出力はそんな痛くない印象です。
気のせいかもしれません。慣れもあります。
 
付録:ヘッドフォンとの組み合わせ考察:
デスクトップPC自作:



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