PLAYER / AMP / SPEAKER / HEADPHONE / etc.




fo.Q PA-01
fo.Q(フォック)は、制振材料を応用した音質調整材です。fo.Q に使用されている制振材は、東京工業大学大学院・住田雅夫教授が、JST(科学技術振興機構)のプレベンチャー支援を受けて開発された新素材です。この素材には振動エネルギーを電気エネルギーに変換し、さらに熱エネルギーに変換して効率良く吸収するという優れた特長があります。「取り除くことが困難とされていた微小な振動までも効率良く減衰させることが可能」「従来のゴムや重金属の制振材のような固有音がない」といった効果が得られます。-- オフィシャルサイトより
fo.QのPA-01の使用履歴。まず絵の具の筆を買います。墨汁や絵の具と違って、筆おろししたら固まってしまいます。塗料タイプのPA-01は一度塗ったら取り除くことは非常に困難なので自己責任で。
結果は良い場合と悪い場合あり、おおかた悪いと思います。悪い場合は泣き寝入りすることになるので、その覚悟は必要です。音は特にアコースティックなどは繊細なもので簡単に死にます。アウラが活きてるオーディオシステムではそれがスポイルされること顕著なので、良い結果は出そうにないです。筆があると手が勝手に動いてしまう人は、思うだけにとどめることにしましょう。トランスの共振や電気的な干渉が気になるアンプ等で、パーツからは離れた場所に塗れば良い結果になるかもしれません。その場合もピンポイントで塗る事をお勧めします。PA-01はパーツに直接塗れてしまうため、音の変化はなめられたものではありません。ケーブルなんかで音は変わらないとかいう人に限って、塗りまくって死亡してます。またPA-01を塗るときは、換気をしっかりとする必要があります。細胞の生体振動まで取り除かれてるのがわかり、もわもわとしてくるからです。木曽インダストリーの製品を買うなら、個人的にはオーディオボードの[AB-4045] [SB-2025]やインシュレーターの[G-53F] [G-51]、テープ状の[TA-102]の方が無難に思えます。
検証1:CROWN D-45
まずはクラウンD-45。いきなり塗りすぎました。一瞬で音が死んでしまいました。これが教訓となった画像です。優等生を演じてた時期のAccuphaseの音になりました。そこそこアメリカンでふっくらとした音だったのに。これは音質改善と云ふのだろうか?特性的には絶対にこれで優れているはずなのだけど。パーツ固有の共振音が音を彩っていたのだろうか。必要な音楽振動まで吸収してしまってるような。絶縁体なのでどこに塗ってもいいと思うけどトランスとかコンデンサとか抵抗のフィルムにしか塗ってなくても激変してしまう。かわりに「ちはやぶった」ところは減り静かな感覚は増していて、大音量時のストレスは減った。このアンプは小音量では肩の軽い音だったけど、大音量は嫌いだった。ボリュームは高品位で回路もシンプルだが、電圧(115V)の問題か、高エネルギーに対する耐性の弱さか、多少でも音量あげると耐えられなかった。まぁそれが改善されたのでどっこいどっこい。そう思っておいた。ふくよかさは抜け落ちたけどぼやけ気味の高域方面は引き締まった。D-45である必要性もなくなったけど。
同じボリュームの位置できもち音量が落ちてる気がする。パーツはもしかすると楽器の一部だったのかもしれない。マイクが音を拾うように、基盤によっても音が培養される側面があったのだろうか?パーツの素材音が音楽に独特の含みを齎すとすると、アンプ作りって本当に難しいものなんだなと思う。Musical Fidelityが一年とか二年では到達できない境地の音だというのもうなずける。オーディオはただ制振すればいいというものでもないのだと改めて思い知った。しかも、ただピュアに伝送すればいいというものでもなかった。D-45はStingrayと同じぐらいにシンプルなのに、今やfo.Qの音になってしまった。「微細振動を吸収した素材音」というか。D-45はモニタ的で固有音がないと言うけど自身は音を出してなくとも受動的にその波形を醸してるのなら固有音はあると言える(ある振動γを吸収しやすいなら吸収されない振動で音色χは形成される)。水性塗料のfo.Qはそれをあぶりだしてしまう。
感性的な世界に使うのは難しい。一度塗ったらもう元には戻せないのだし。パソコンのケースとかHDDとかマザーボードならいいけど、オーディオの場合トランスのみとか螺子の部分のみとか、どこに塗るべきか、ちゃんと勘をひらめかせて無難な案配で使うべき。よくわからないパーツまで闇雲に塗り固めることない。呼吸困難になって音が死んでしまう。
検証2:SOULNOTE sa 1.0
これには後悔した。最高のアンプを見つけたと思っていたのにぃ… トランジスタの放熱機に塗ったのが悪いのか電源周辺を塗り固めたのが悪いのか・・・。ハネナイトより振動吸収能力が高いと思われるそれを基盤に塗ってるなんて。ノイズとともにエーテル性の成分も引き潮で消え、ピーク感が浮き彫りになった。音に魅力がなくなった。基調のみは残っているけれど、…ソウルを失った。あの独特のアウラは今いずこ。ほとんどLUXMANのセパレートとの違いがわからない。ソウルノートとは名ばかりの音で。なんのための20W+20Wだろう。もう何も考えたくない。この観点は霊性の問題につながるから、ゆうふらのことばでも聞くとよい。改善される側面がある反面、死ぬところあり。都会コンクリ化により霊性は死ぬ。
検証3:M.J.Q AUDIO の管球
次は真空管アンプの基盤や配線に塗った。自作真空管アンプではほとんど導線はむきだしなので、電磁気干渉をしないようにと導線に直接塗った。ヴァイオリンがしずかちゃんのヴァイオリンになった。片方のチャンネルはあまり塗ってなかったので左右で比較した。すると明らかに片方の音は元気がなく、なにかに抑圧された音だった。だれが聴いてもわかる。仕方なくマイナスドライバーで取り除いたら多少改善されたけど失われたエッセンスは完全には戻らなかった。fo.Q塗る時はいつも期待のまなざしで塗ってしまう。( ´・∀・`)
その他:ThermaltakeのCPUクーラー
CPUのクーラーのファンの天辺にも塗ってみた。ここならどれだけ塗っても音への悪影響はないはず。きっとCPU部の微細な振動の吸収にも貢献しているはず…!



WWW を検索 tukipie.net を検索