JBLスタジオモニターの輝かしい歴史の中でも、常に強烈な個性を放ち、ベストセラーモニターの地位を保ち続けるコントロールモニター4312シリーズ。
その12インチ3ウェイ･ブックシェルフという円熟のシステムが次世代フォーマットを照準にして劇的にクォリティーアップ。伝統のサウンドをさらに進化させた21世紀モデル、4312SXがシリーズに加わります。

■高域ユニットには、定評ある25mm径リブレス･ピュアチタン･ドーム･ツィーターの高域再生能力を、コッパー･コーティング･アルミボイスコイル採用の軽量ボイスコイルとフェローフルイド･ダンピングにより飛躍的に高めた新世代ツィーターユニット“TW025Ti"を採用。可聴帯域を遥かに超えた再生能力がハイサンプリング･フォーマットでその威力を発揮します。

■ボーカル再生の要、125mm径ミッドレンジには、新開発のピュアチタン･インバーテット･ドーム･ミッドレンジユニット“904Ti-1"を搭載。ダイアフラムを理想的な駆動点でドライブし、分割振動の発生を抑えたバランスドライブ設計の大口径37mmボイスコイルを採用しています。強力なネオジュームマグネットを用いた内磁型磁気回路をアルミダイキャストフレームで包み込んだバケット構造と、背圧をスムーズに逃がすテーパー型ベンテット･センターポールピースが優れたトランジェント特性と高い分解能を発揮し、高密度なハイビットソースの魅力を余さず引き出します。

■ウーファーはシリーズ共通、12インチユニットの傑作として絶大な信頼を得ているホワイトアクアプラス･コーンの“2213H"を搭載。75mm径銅リボン･エッジワイズ巻大型ボイスコイルとSFG磁気回路採用の低歪み/ワイドダイナミックレンジ･ユニットです。トランジェントの優れた新型ミッドレンジとの絶妙なコンビネーションがこのユニットの優れた素性を見事に開花させ、全帯域に渡りスピード感溢れるサウンドを獲得しています｡

■ネットワークにはユニットの持ち味を活かすシンプルな構成の低損失ネットワークを採用。ユニット間の帯域受け渡しを最適化し、スムースなエネルギーレスポンスを得ています。

■中/高域には伝統の連続可変型アッテネーターボリュームを装備。部屋の環境に合わせて微妙なプレゼンス調整が行えます。

■バスレフ型エンクロージャーには、シリーズ初のツインポート方式を採用。抜群の低域レスポンスを発揮します。ユニットの優れたトランジェント特性を活かすために、バッフルを25mm厚に強化。立体造形を施したMDF製3Dバッフルと中高域ユニットのフラッシュマウント化がユニット間の位相と回析を最適に管理し、軸上のみならずオフ･アクシス時のエネルギーレスポンスをもスムースに保っています｡

■ウォールナット天然木目のキャビネットはシリーズ共通仕様。シリーズ旧機種を愛用のスタジオへのインストールを容易にしています。

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SXの登場でますますラインナップ充実の4312ファミリー
●21世紀サウンド	4312SX	\115,000（1本）
●伝統のブルーバッフル	4312MkII WX	\105,000（1本）
●プロ仕様のブラック	4312BMkII	\78,000（1本）
●こだわりのミニ	4312M	\64,000（ペア）
●シアターパッケージ	4312M3	\96,000（3本セット）