1997年9月11日 報道発表
DVDの96kHzサンプリングに対応した新開発ツィーター搭載
HMV スピーカーシステム
SX−V1X
日本ビクター(株)は、HMVシリーズスピーカーとして、DVDの96kHzサンプリングに対応した新開発ツィーター搭載のワイドレンジスピーカーシステム「SX−V1X」を発売します。HMVシリーズの音楽性高い再生力をさらに強化するため新開発ウーハーにより高密度な再現も可能となりました。 |
品 名 : スピーカーシステム 型 名 : SX−V1X 標準価格 : 175,000円(2本一組:税別) 発売時期 : 1997年11月20日 |
品 名 : 専用スピーカースタンド 型 名 : LS−V1X 標準価格 : 40,000円(2本一組:税別) 発売時期 : 1997年11月20日 |
<主な特長> | ||
1. | 新開発ダイナミックバランスド・オブリコーン | |
従来のコーン型スピーカーは、コーンの中心部をボイスコイルで駆動させるので共振が集中し、中高域にピーク・ディップが生じやすい傾向がありました。 本機では、コーンの駆動点を中心からずらすことにより、中高域の共振を分散し、なめらかな特性を実現しました。 さらに低音域でのコーン部の横ゆれをおさえるためにダイナミックバランスをとり、伸びやかな歪感のない音楽中心帯域の再現を可能としました。 | ||
2. | 96kHzサンプリング対応新開発ツィーター | |
高域再生能力が約50kHzまで必要とされるDVD96kHzサンプリングフォーマットに対応した19mmの純アルミドームツィーターを搭載。周波数帯域を確保し、20kHz以上の超高域の周波数特性や指向性をナチュラルにするため、ツィーターのエッジの輻射、フレーム形状、ディフューザー形状を最適にし、物理特性だけでなく聴感上の音楽再現性を実現しました。 また、高域の自然な音場を確保するため、振動板表面に金プレーティングを施しました。 | ||
3. | 新開発高密度無垢マホガニーキャビネット | |
先行機「SX−V1」では、スピーカーキャビネットに、無垢マホガニーを採用し、音楽性の高い響きで好評を得ました。 本機では、従来に比べさらに高密度なマホガニー材を採用するとともに、さらに強固な構造にすることにより、マホガニー材特有の美しい響きをいっそうナチュラルにしました。 | ||
4. | 専用スピーカースタンド「LS−V1X」 | |
・ | 従来に比べ高さを約30mm高くし、「SX−V1X」を設置した状態での音場感と自然な音楽再生を実現しました。 | |
・ | 本体同様の無垢マホガニー材採用。 |
<その他の特長> | ||
・ | オールアルニコマグネット | |
高価ながら、密度の高い音楽性を実現するアルニコマグネットをウーハー、ツィーターに搭載。 | ||
・ | 真ちゅうダイキャストユニ・フレームバッフルボード | |
ウーハー/ツィーターの一体化し、振動源の一元化を実現する、強固な真ちゅうダイキャストバッフルボードをユニフレームに採用。 | ||
・ | スリーポインテッド・ベース | |
スピーカーキャビネット底部支持点を3点化し、安定した設置が可能。更に、専用スタンド「LS−V1X」とは受部を通しメカニカルアース化が可能。 |