monitorPC (MONITOR DAS 現インアクースティック社) PC-10S Cobra6.0S シルバーシリーズ



モニターPCのスピーカーケーブル PC-10S /// 購入当初はこんなに綺麗だった。
MONITOR PC SILVER 6.0 MADE IN GERMANY
Silverシリーズの銀コーティングOFCは一本一本が毛みたいに細い。
そのためか単線ケーブルとは反対に音像はもっこりとしている。
やや遠くから聴こえてくるその調べはしっとりとしている。
銀の音色の柔軟な感じは骨格めかずにふんわかと伝える。
解像度は価格相応か若干低い印象になるが眠れる音。



・特許技術MSRシステムを採用したコブラシリーズ(Cobra2.5S、Cobra4S、Cobra6S)はケーブル全体の導電性を比較的に向上させた画期的なスピーカーケーブルです。近接効果の抑制により、低域の深いパワーの獲得という超多芯ケーブルの特徴が引き出され、より原音に近い再生を可能にしました。
 ケーブルは物理特性的には伝導性が高く、静電気や振動や有害電波が少ないほうがいい。モニターPCのケーブルは優れた物理特性をしている。しかしケーブルは幅広い。スペック的なところは静電容量や線材の抵抗値で測れるも、音がどのような質感をもっているのかの問題は別である。モニターPCの銀コートをした導線群はマイルドな基調で厚い。シルキーな湿度を伴い気持ちの良い鳴り方をするが、そこに脚色がないのがたまらない。超多芯ケーブルは単芯ケーブルとは正反対の音の像(後述)になる。音色的にもどれが一番自分の機材に向いているかとかはたくさん使っていかないとわからない。迷宮の世界。

・酸化を防ぐ連続表層シーリング等の採用により長期間、初期性能を維持します。
 銀コートされた銅線は、銀の導電率が高いから表皮効果に於ける電位差の心配はないが、錫であれ銀であれメッキされると音色的にはなんて表現してよいのかよくわからない音になるので、気に入る人は気に入るが気に入らない人は気に入らない。極細の線材のスピーカーケーブルがコーティングされている事が多いので、銅の腐食を抑える事が主な目的になるのだろうか。スピーカーケーブルは錆びると音質が後退する。Yラグも現実性を考えての必要悪と言える。接点が増えるしAuもSnも電導率が低い。銅製のバナナプラグやYラグなら良い。

電気伝導率 & イオン化傾向
銀: 1.59 × 108 & E°= 0.7991 V
銅: 1.68 × 108 & E°= 0.340 V
金: 2.21 × 108 & E°= 1.52 V
錫: 10.9 × 108 & E°= -0.1375 V

・絶縁被覆は低容量シース“フルフレックス”の透明タイプを使用。
 経験上ケーブルの芯線にはシース等の物性(材質の音)がそのまま乗ってる。古代のWEやガレージメーカー品にはシルクや綿やパルプで導体を直接包むケーブルがある。PVC等と違い静電気が発生しない。自然な音がする。また、カナレのように幾層にも包まれたキャプタータイプというものはノイズに強く信頼性が高い。音像はかっちりしている。モニターPCのような絶縁シースに芯線が包まれただけのものをフィルダータイプというようだ。音にクセがつきにくい。家庭ではフィルダータイプで良いだろう(透明のシースは経年変色するけど)。スタジオ系のケーブルの音は明瞭で前に出てくるけど、このモニターPCはやや遠くの森の中から聞こえてくる。迷いの森である。

・ケーブル間に幅広のXCCDと呼ばれる分離帯を設け静電容量を23pF/m以下に抑えました。また、○と□に成形されたシースは極性の識別ミスを防ぎます。
 ケーブルでも、叩いてみるのがコツみたい。触ってみただけでも音はたいてい伝わってくる(霊感で)。

・モニターPC独自の技術により、数千本に及ぶ芯線を丁寧に幾重にも撚り上げることで、各芯線の接触度を高めた他に類のない高品位のハイエンドモデル超多芯ケーブルです。
 導線は太いもののほうが(ストランドジャンプ現象の影響が少ない?からか) 解像度が高くはっきりしている。反対にモニターPCやSUPRAのように髪の毛よりも細い極細の線材が束になったタイプの超多芯スピーカーケーブルは太い線材が束になったスピーカーケーブルに比べて音色の艶やかさや解像の明瞭さは一歩後退するが(浮遊電子が増すせいか)、強調感やクセがなくフラクタルな音が出る。キンキン鳴ってやかましいスピーカーの音を和らげる。また、単線と撚り線があるけれど、単線のほうが伝導がよいとのことで、ハリのある音。しかし導体は太くすれば導電率は上がるが導体が硬くなるので、単線は振動を受けやすいという悪い面もある。また、撚り線は表皮効果の面積の期待がもてる。音像的には撚り線にしておくのが無難ではある。単線は導電率が悪いがハーモニーが揃う感じが良い。強調感を減らすには単線またはリッツ線が良さげ。奇遇にも僕と同じくモニターPCを使用しているショップの人が言うにはモニターPCは「嫌な音を出さない」ようだ。撚り方でも音が変わるらしい。まさに怪奇の世界。

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