最初期のPC-082 80年代に輸入され2014年現在もオフィシャルサイトに掲載されているシーラカンス。僕もね。 『伝送ラインは純銀コートOFC、プロ用ケーブル並の性能の2重同軸構造(この表現が古き良き時代。今はプロケーブルと言い切る時代)、外部ノイズを完全に遮断するダブルシールド方式、プラグ部は非磁性材の精密削りだし24Kメッキ、音の色づけがない無ハンダ式プラグ…』 見たところなんの変哲もなさそうだがなぜか音が良いのです。すかーっとした音の素直さ、音楽性、品位、イスタンブール。海の波に乗ってどっか行ってしまう。僕がですよ? |
標準価格 | 長さ | 脚注 | |
PC-082-1.0X | \15,000 | 1.0m×2 | ITT製キャノンプラグ付き(XLR) |
PC-082-1.5X | \17,000 | 4mu×2 | ITT製キャノンプラグ付き(XLR) |
PC-082-2.0X | \19,000 | 6mu×2 | ITT製キャノンプラグ付き(XLR) |
PC-082 | \2,700/m | 1m切り売り |
画像では見えぬくいけど、コールド導体の締め方が非常に綺麗。手が込んでる。 画像では見えないけどホット導体はMOGAMI NEGLEX2497と同じ構造。 絶縁の棒(PVC)の周りを導体が囲んでる。その解放感が素晴らしい。 それでいてMOGAMIとは対極的に元気で品のある音が出てる。 撥弦楽器の弓にこすられた微細な響きも微細によく出てる。 膜鳴楽器や体鳴楽器が鳴り始めても五月蠅くならない。 空気感も分解能も普遍性も備えた理想のケーブル。 これは流行るわけである。文句のつけようがない。 |
ダブルシールドの構造と、中心のPVCの存在が特徴的。導体抵抗:28mΩ/m、静電容量:177PF/m |