musica ATT60



ムジカのパッシブアッテネーター
ムジカ 60シリーズのパッシブアッテネーター(国産)
標準小売価格:¥79,800(税別)
レベル調整:0〜-∞dB(23ステップ)
出力:RCA1系統 入力:RCA3系統
外形寸法:W217mm × H57mm × D223mm
musica ATT60
パッシブプリを使う場合はパワーアンプの入力インピーダンスが高いのが理想で、ムジカの製品はパッシブプリと組み合わせてもいいように設計されてるようだ[URL]。この自然な音は得がたい。増幅されないので電気的な色づけがなく輪郭も強調されてない。損失が少ないので空間再現はエコー。アクティブプリに比べるとパッシブプリは音に個性がつきにくいけど、アッテネーター式のボリュームでは選ばれる抵抗素子は多種多様で、ロータリーにも様式があり、マニアックな変化を楽しめそう。
ムジカのパッシブアッテネーター
改造した。銅製RCA端子の音に親しんでいると真鍮やアルミ製の端子の音が気になってくる。アルミなら抵抗率がまだ高いほうだけど。購入当初キンキンした金属音のような響きが聞こえたから銅製のRCA端子に変更した(金属皮膜抵抗の固有音なのかな?)(また、それ以上を求めてRCAケーブルをセレクターに直結してみた…実験なのでケーブルは端子のとこで布の厚みで固定したけど、本当はケーブルブッシュやケーブルグランドで強固に固定しないとやだ)。





一番手前がプリアウト、一番奥がLINE3。(まだRCAケーブルはブッシュゴムに通してない状態)


LINE1は古河電工のRCAケーブルμ-P1をセレクターにダイレクトに接続(上の上の画像)
LINE2は純銅製RCA端子にして、配線をWestern Electric 22AWG 単線ケーブルに変更。
LINE3はデフォルトの端子&配線のまま。
PRE-OUTは純銅製RCA端子に変更(画像一番手前)

【結果】
LINE2の内部配線に使ったWestern Electricの線材は晴れやかでビンテージな音。しかし密度感が低いのが気になった。エレキの内部配線なら良いのかもしれないけど。これはaudio-technicaのAT-ES1400に変更した。同じ単線ケーブルでも昔のアメリカと今の日本とではどこまで違うだろうかと思って。結果レンジが広がり温かなエーテル成分に満ちたように感じた
(ただCDプレーヤーやDACの信号では変化は極小。改造するだけ時間の無駄と思った)
LINE1:RCAケーブルを基板に直結すると接点が1個分回避されると思って、PCOCCのケーブル[SC-S1]をダイレクトにセレクターに繋げた。でもLINE2よりたいした飛躍は見られなかったので、古河電工のμ-P1にしてみた。うっとり。理想的。CD入力の場合それがセレクターでガチャガチャ切り替えてみてもわからないぐらいに極小の差だが、寝ながら優しい音楽を聴いている時のうっとり度が違う。気のせいかな。トゥルトゥルトローン。SC-S1はpow30に廻した
(結果、基盤にダイレクトに直結するならボリューム後にやると変化が大きかった)
PRE-OUT:純銅製RCA端子に変更。トローンとした。この部分は電位差による音質への影響が大きいからか、誰が聞いてもわかるぐらいの変化度になると思う。また、シンプルな機材ほど相対的によく変化すると思う。真鍮製のバナナプラグを一個減らした以上の変化。
中の線材も替えてみたかったけど基板を少し削らないといけないからやめた。








綿で微振動の収束効果を狙った
綿の効果はすごくてRCAプラグ等で使いすぎると音が死ぬ
圧縮させるとよくないのかもしれない
ふわっとした状態を保ち軽く乗せる感じでくるんでゆく
導体に接触する部分は気をつける


【結果】
冷たい音がほわっとぬくとい音になった。ふわっとした状態さえ保てればいくら使ってもいいと思う。綿+セーム革の詳細はこちら→URL