musica hpa60



ムジカのヘッドホンアンプ hpa60
真空管の上には窓が開いてる。
小型だからか使っていてぜんぜん熱くならない。

【hpa60の音質】 バッファアンプにミニチュア真空管が使ってある。hpa60は基本的にはトランジスタの音質になると思うけど、独特のシルク感やチョコケーキ(駄菓子)のような乾燥した甘さや明るみが基調となっていて音楽味がある。SONYのヘッドホンMDR-SA3000の音が辛辣にならない。内臓のUSB DACから入力したPC Audio音源も聴き疲れしにくい。LUXMANのDA-100だと可聴帯域外の音がリニアに脳に伝ってきたからか頭と耳が痛くなってた。そういう傾向があったのでヘッドホンの側圧の問題ではないと思う。musica hpa60の場合は痛くなる度合いが減る。LUXMAN DA-100やPanasonic SL-PS700のヘッドフォン出力より僅かながら分解能は落ちるし、ピーク時には僅かに音が崩れたりしているけど、音色にコクがあるし、真空管のノイズは偶数倍音なので不愉快じゃない。





hpa 60 usb 背面の端子 made in Japan

【USB-DACの音質】
TEAC VRDS-25xのDACに比べてmusica hpa60に搭載されているUSB-DACの音は少しぼやけめになる。ムジカルフィデリティーのm1 HPAと同程度の音質。とくに不満はないが便宜上のDACだと思う。VRDS-25xの音は厚みと明瞭さがメラメ〜ラ。DACではなく、アナログ変換された後の段階の問題かもしれないけど、とにかく音質は違った。(PanasonicのSL-PS700でもTASCAMのCD-355でもVRDSでもaudio-technicaのATH-25DでもCDプレーヤーは一般的にほとんど音質の違いが見抜けない。でもPC用のDACになると途端に見抜ける。ピュアオーディオのCDプレーヤーは当たり前のように音質が良かった。1990年代に既に技術は収斂していたと思う。)





musica 60 : HEADPHONE AMP
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アルミ削りだしの筺体。その触感・素材感が素晴らしい。さらさらしてる。日本の工場で製造されているからこそ、この材質感が味わえるみたいな良い感じ。日本版Metisといってもいいぐらい。筺体を叩いてみたときの音も雑味がない。さわさわしている時の音が楽器のように澄んでる。気持ちよくてずっと触ってる。やはりオーディオは触ってこそなのだ。それを久しぶりに思い出した。銀色のノブは、何重にも塗装されているのか表面粗化の品質が高いのか直に見ると綺麗である。これもまた触ると重厚な触感がある。気持ちがいい。さわさわさわさわ。触ってみた感じなんとなく塗装禿げはしなさそうだ。本当に心地よい。操作ははじめ迷う。デザインを優先してか印字がされていない。左のノブがUSB/LINE切り替え、真ん中の小さいノブが電源、右がボリューム。電源のノブは結構硬いけど強引に廻さない。壊れはしないけどノブが回転して目盛りの位置がズレてしまう(電源OFF→ON→その先に「高音質モード」があるのでは!?…と攻めない事。ON/OFFの切り替えのみです。印字がされていないのでどうしてもオーディオマニアのサガがね…。注意書きした方がいいと思う)。電源投入後はしばし音量が小さく、過大突入電流を防がれている。真空管の長寿命化を図られている。