ムジカ 60シリーズのプリアンプ(国産)
標準小売価格:¥118,000(税別) 出力:RCA1系統 入力:PHONO(接続箇所に注意)+RCA LINE×2+USB 外形寸法:W217mm × H57mm × D223mm |
MUSICAは各種所有してるけど、60シリーズのv2は血の気の通った音(パワーアンプのpow60v2はど音色は良いけどぼやぼやしてる)。JBLのヴィンテージのユニットをドライブする際は、パッシブアッテネーターよりもpri60v2の方が俄然良かった。それ以外もSONYのSS-HA1やFOSTEXのGX100など先端のスピーカーでも、プリアンプの生き生きとした音を堪能できる。損失によるデメリットを補うほど活き活きなのだ。 このプリアンプは名器。豊かな音がする。Pioneer C-90Mが名器だと思っていたけどそちらは経路が長いからか、中身詰まりすぎているためか、微小音が後退している。小さい音が小さく聴こえる。でもこのプリアンプは微小音も生きている。 pri60v2ははミュート機能がないので電源ボタン押すとすごいポップノイズ。爆音。純粋に音質のみを考えて作られたプリアンプ。ガレージにしか出来ない。ムジカのアンプは当たり外れがある。音質を求めるか機械的な安定感とか質感を求めるか。ヤフオクで見る空中配線の自作アンプが最強ではあるがそちらはもっと当たり外れがある。 |
見たことのない電源。パッと見スカスカだが相互干渉は無さそう。
右上の端の出力端子のホットとコールドは抵抗で結ばれてるけどエルサウンドと同じく開放時のノイズ対策素子なので多分とってしまって良い。微小音が出てくるようになる。ふんわり。電源を切ってからRCAやSPケーブルを着脱すること。 |
OUTPUTは銅製の端子にした。INPUT側はDACからの入力の場合は大きな電圧電流が流れているので端子による変化はOUTPUT側ほどは感じない。URL musicaのプリアンプとパワーアンプは故障が多い。しかし早とちりする事なかれ。取扱説明書を読むとpri60の"input1"はPHONO専用だったりする。input1にCDを接続するとスピーカーから爆風が出てくる(これが故障の原因になってるかもしれないが)。このことは背面のシールには書いてない。レコード聴かない人はinput1にオヤイデのMWA-RCをハメておいて間違えないようにしましょう。 |