知名御多出横 ちな おーでぃお

知名御多出横 響
「響」


沖縄の知名御多出横(知名オーディオ)溶接アンプ「響」。これは聞くところ20年前のアンプですがまだまだ現役です。半田とか使わず溶接された音の生々しさが非常によかったです。
ー 電気回路は一般的に部品と部品の接合にハンダ付けを用いますが配線は銅、ハンダは主に鉛というような電気的に異なる性質を持つ金属を接合することでどうしてもハンダ部から歪みが発生してしまいます。それをおさえるために接合点をすべて電気溶接しました。TRADアンプ(溶接アンプ)は、ノイズが非常に少なく ボリュームを小さくしても細かい信号までハッキリ増幅することが特徴です。とのこと。電源ONにするとぽっと鳴る。保護回路及びブレーカーがついて無く、その保護回路が追加可能。および一度だけ変更している設計値の修正とオーバーホールを含めて5万円でできるそうです。最も聴き疲れのしないトランジスタアンプのうちの一つだと思います。









定価 不明
サイズ 幅460×高さ250×奥行き385mm
入力 1系統
スピーカー出力 1系統ねじ式(陸軍ターミナル)
出力 100W×2
電源 AC100V 50/60Hz
負荷インピーダンス 8Ω
重量 17Kg(約)



組み合わせドライブ。
Unity AudioのCLA1は一層とろけるナイーブな肉。ややざっくばらんな開放感で鳴るけどピュアさが最高潮。Victor SX-M3ではMINNIE RIPERTONの"Lovin' You"の冒頭に入ってる背景の鳥の声が鳥として透明な実在感をもって聞こえる。解像度に不満なし。AUDiO SPACEのML-3(LS3/5A)は咆哮を湛えて弦楽を再現。この傾向からSpendorやDYNAUDIOやTANNOYのPrestige TurnberryやGlenairやHARBETH、DALI TOWER、VictorのSX-V7など、湛えるものが深い鳴り方をすると思われ。そしてMeadowlark AudioのKestrelはアメリカンコーヒーのようなブラックの振動板が"響"に満たされる。低音も朗々と鳴り響く。
この気持ち良さを譬えるならオイルマッサージ。沖縄の碧空のゆるさと神に作られたような完璧な雲加減、沖縄の人の元気さとあたまのゆるさ加減、取りこぼしなしにそなわっている。岡本太郎によると「大地はもっとヤバい」らしい。この音も大地ぐらいにヤバい。キャンパスに囚われてない音空間にヤバさを感じるオーディオである。