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AVALONオーナーは読まないで!
1 名前:杉ちゃん 2005/02/21 12:56
tukipieさん、お久しぶりです。
最近、OFF会に招かれて感じるのだが、アヴァロン(AVALON)のオーナーが多いですね、かく言う私もAVATARのオーナーでしたが、アヴァロンって音に集中し過ぎて、音楽を楽しむ余裕が無いことは有りませんでしょうか?また、シアターシステムに導入されている方が殆んどで、音楽性豊かに鳴らすと言うより正確無比に鳴らすことを目的に導入されているからかも知れません。
私が、AVATARを手放したのも、「密閉構造」のタイトな音に我慢ならなかったからです。現に、同じようなポリシーで作られたティール、ウイルソンなどは「バスレフ」でありますし、SPを楽器と同じように例えるなら「密閉構造」は不自然じゃないでしょうか?弦楽器などはf口が開けられており楽器の胴が良く響くようになっております。
まあ、楽器とオーディオ機器は発音構造も原理も違いますが、空気を振動させて音を発する原理は同じであります。
いろいろなOFF会に行って少し感じました。tukipieさんは、如何、思われます。?

2 名前:tukipie 2005/02/22 00:00
D.D.D.方式という複雑な構造をもつTechnicsのスピーカーを聴いていて思ったけどスピーカーは楽器でないと面白くないですね。テクニクスは音自体はちょっとつまらないですが、楽器としては面白い音を出してると思いました。低音が複雑怪奇な曲折を介して伝わってきているのが見える。
テクニクスみたいに空間的に凝った構造をすると、単に [音源→マイク→記録→] 再現 するためのスピーカーではなく、スピーカーを音源とした鳴り方になる。こういうのがスピーカーとして面白い。
反対に、ワープループをホールの空中に設置して、そこからドラえもんのどこでもドアのように自分の部屋へ時空を超えて音が到達するというのなら、そのワープループは音源となる。しかしよい音だろうか。ホールでは楽団と音場全体が音源になっているが、空間の一部にワープループを通しただけでは弱すぎる。やっぱり家で聴くためにはアンプリファイしなければならないだろう。オーディオは個性を離れることはできない。再現されるものはアンプリファイ(増幅)やエリミネイト(消去)されて個性が形作られる宿命にある。
ということで、伝達物としてきた音を、平行して伝達するように志したものではなく、増幅の方法や構造を活かしたオーディオが音楽的だと思います。

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