同じくアルミコーンのビクターとはまるっきり違う再生音。
ビクターのほうは暖かみがある。
こちらはELACほどではないが俊敏で、ブラスが生々しい。
しかしいかにもメタルコーンだという冷たさは感じない。
自分はEntrySを持っているけど、歪みがないしバランスがいいし、ずっと聴いていてまるっきり疲れない。けろりとしている。メタルコーンらしく薄味でフレッシュであけすけな傾向なので、色気とか濃厚さとか低域の咆哮といったものは物足りないかもしれないけれど、これはこれで満足してしまう。とにかく自然に馴染む。
・新開発ドーム型ツィーターを搭載し、高域特性を向上
パッと聴いただけではわからないけれど、Sには高域に機械的なえぐみ、綺麗ではあるが|||||状の拡散がある。実力的に特にEntrySとは差がないと感じたけれど、その少々あった欠点が解決されているとしたらうれしいな。まぁ僕は買わないんだけど。
言葉にするとやたらと大きくなってしまう、それが。