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歴史に埋没しかけている音楽
241 名前:若葉 2006/02/06 16:19
月☆ピエ〜ルさんの>>226に、ブルックナーについて、
>彼は熱心なカトリック教徒だけど、音楽の現すものはギリシアの神々に近い、と言ってる人がいた。本質をついてると思う。
とあって至言だと思います。
しかしクラシックの良さは解釈の多面性にあると思うのであえて付け加えると、私は、ブルックナーは「森」だと思います。
ギリシアの「海」(あるいはローマの「丘」)とはちがう、独墺の「森」。
ブルックナーを聴くと、ああ、ドイツは古来「森の民族」なのだなと、(間違いかもしれませんが)いつも思わされます。

先日ベーム=ウィーンフィルのブルックナー第4番を聴きました。
SACDがあったので、買ってみました。ベームの第4番は初めてです。
一言でいうと、ウィーン的洗練に満ちた、たいへん美しい演奏だと思います。
言うまでもなく、ウィーンはブルックナー(リンツ出身)ゆかりの地であり、これは正しい演奏でしょう。
想像ですが、オーストリア出身の大指揮者ベームの、故郷への愛情、思い入れがとても感じられ(「ウィーンというのはこんなに美しい町なのだよ」と言っているようです)、微笑ましく思う同時に、頭が下がります。
しかしその分、「森」的な印象は薄れます。美しさにまず、耳が向かいますから。
決して嫌いなわけではありません。ただ、これはこれとして、もう少しだけ「土くさい」のも聴いてみたいな、と思われます。

私、ブルックナーは、渾然としたところ、そしてそれが一瞬で統合されるところが好きです。(第5番がとくに。)
統合され、人も水も滔々と流れるさまに、精神は大きく震わされ、カタルシスを覚えます。
以上単なる個人的印象で、意味不明ですが、お許し下さい。
(しかも、「埋没」という趣旨と合ってませんし・・・)

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