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プラトン 『饗宴』
2 名前:つきピエンテオス 2009/06/23 23:02
古代ギリシアの哲学の祖:ソクラテス
仏教の開祖:ゴータマ・シッダールタ
キリスト教のメシア:イエス・キリスト
彼らには偉大な共通点がある。
それは彼らは何も書き遺してはいないこと。
それが祖たるもので、自身、不立文字を成就されている。

聖書、ヴェーダ、仏典、日本には『古事記』がある。『古事記』の優れた點は
.*. 伝承に基づいて作成されたもので作者がいないこと (より普遍的自然)
.*. 言語が機械的単純な美しさでない詩的官能であること (L'elan vital)
.*. 神をトートロジーでは讃えていないこと

.*. 神は詩と音楽で表現される
.*. 精神はエロスで躍動される


プラトンはソクラテスの弟子でその教えを享けた大哲学者である。『饗宴』には古代ギリシアの哲人たちによる理想的青年×少年像[又はエロス]についての議論が描かれる。読めばアリストテレスの四代元素[火・水・風・土]が6つの素粒子と相いれないから間違いであるというのが単なる捉えるものの違いであることがわかるだろう。むしろ一律に終わらせる物理学のほうに無理解と誤謬がある。とらえる世界が違えばとらえられる階層も違う。同じ言語も定説が違えば働きが違う。言葉は一人歩きする。それを避けるためにもプラトン編纂の『饗宴』もプラトンのnousでとらえなければ。それが智者だろう。般若心経も物理が云い現わされているというよりは精神論の要素が強い(「是故空中無色」以下)。生命たるもの、精神がいずれ体現されるの。どうせ生きるなら理想的な姿を求めるほうがいいだろう。
古代ギリシアはもっとも優れた芸術を産み出した文明だと言われる。そのことについて村上春樹は奴隷制に根據を求める考えに共感しているが(『風の歌を聴け』の冒頭)、「末法」の觀點から古代を眺めると、芸術に没頭しやすい制度がそうさせた以上に、頽廃していない風土がそうさせていたように思える。(台風が去ったあとのような大気、精神が純粋に白く躍動する風土は、原始性や高位(メタ)のレベルが潤滑しやすい)。『源氏物語』は世界で最も優れた文学のうちの一つだが、平安時代より遡り弥生以前にもなると、日本の民は更に優れて健康的な姿で生きていたろう。僕はそう思う。J.J.ルソーの『社会契約論』の理想が日本の天皇制にあったのだと戦後において評価されるように、きっとソクラテスも弥生の民を見れば.....なんと言ったことかわからない。 以下 岩波文庫 久保勉訳による『饗宴』の抜粋


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