OLYMPUS E410












一眼のE-1、E-500、E300はKodakのCCDを採用していた。オリンパスのデジタル処理の優秀さでコダックブルーが色濃く深く引き出されて個性的なカメラだった。そのかわり、E300は液晶モニターは操作画面のみだった。CMOSとかCCDなど長時間光を当てると感熱する問題があって出来なかった。

フォーサーズ規格が終了したためか、オリンパスの一眼がヤフオクで安かった。なのでひととおり使ってみたい。E-410はミラーレス並に軽量の小型一眼レフ。でも本体375g+バッテリー46g+付属レンズ190gという軽さで、首にぶら下げて歩いても苦しゅうない。E-300(計800g)は胸が痛くなった。軽くポコポコ殴られる具合。
画質的には普通。E-300のようなコダック・ブルーを期待したけど、E-410はそれよりもやや淡白なオリンパスブルー。大きくて重いE-300のほうがDレンジなどの性能が勝る。また上位一眼のE-3は屋内の撮影がオートで自然なWBで撮れる。

E-3との画質の比較ではE-410がいらなくなるほど簡素で平凡に思えた(詳細は省く)。実用性ではE-410が上。iPhone含むスマホの画質が嫌な場合、E-410の登板機会はあると思う(2022年2月の時点でも)。

オリンパスはいいものを作っていたと思う。E-410付属のレンズは軽いのに色が良い。AUTO撮影時の露光調整が馬鹿とかはあるけれど、それも懐かしく思える。E-300でもそうだった。でも写真プリント店でプリントするとちゃんと映っている。なので問題…ない…かな?。
意味不明な点:レンズのズームが右回しと左回しがSONY MiNOLTAやPENTAXと逆。設計者が「本来は右回しで広角だ! だから左回しでズームを世の中のデフォにする」と考えていたのだろうか。あと電源ON/OFFのレバーも逆がよかった。「普通右にスライドしたらONだよね?」とか常識かましたくなりました。それにより、自分の知能指数が最近落ちてきているのではないかと自分を心配することができてよかった(知能指数が低い人ほどヘイトなスピーチをするという統計がある=常識かます)(朝日を浴びるために毎朝7時15分に近所の寺に参拝しました)。

E-410はミラーレスと同じように軽快に持ち運べる。ミラーレスはコンデジと一眼の中間の画質であるとされるけれど、E-410はどちらかというと一眼画質。純正のバッテリーはへたりを感じなくて何日も旅行に使えた(2022年現在)。フラッシュを使わなければ400枚は撮影可能だった。



レタッチなしの生画像
E410の撮影画像



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