Aura Design
VA-200 投稿者:tukipie 投稿日:2005/01/14(Fri) 00:04 No.431 |
|
|
もう僕はAURAを離さない。僕には君しか見えない。この部屋でNautilusを鳴らすことができるのは特に君だけというわけじゃないさ、けれど君は君でしかない。それはたとえば仕事には代理がいても、作家・音楽家・画家は他にはいない‥そういうものだ。「誰に教わったかではなく何を教わったかだ」なんてのは芸術家にはいまいち通用しない論理だ。誰に感応させられたかというのはものすごく重要だね。むしろ「誰に」というのが全てだ。小宇宙に魂が欠けたらただのスペクトルだな。そんなものはすぐに消えるよ。
|
|
VA-200
Stingray tukipie - 2005/01/14(Fri) 00:07 No.432 |
|
|
|
|
|
なんて思っていた。 とてもかわいい感情が芽生えて(・∀・)だいちき とか言いたくなってしまったのだ(汗
子供の心に馴染む。稚児トーン
|
|
リモコン tukipie -
2005/01/14(Fri) 00:11 No.433 |
|
|
|
|
|
イギリスのアンプは大体UNBALANCE設計である。これは国産のフルBALANCEな設計とは哲学の違いらしい。むこうの人は耳に心地よいと感じるからUNBALANCE設計が主流で、日本人は緻密なものの見方するからBALANCE設計を好むそうな。
オーラデザインは限りなくシンプルな回路からくるピュアリティーが芳しく、とにかくスムージーなサウンド。無いものは無く、あるものはあるのだが、これは無いものまで甦らせる可能性を秘めている、なんて思っていた。それほどまでピュアに出してくる。VA-200はパワーがあるからかわりと普遍的な鳴り方だけど、特有の粘性のある音は耳を快くタッチする。解像力と音楽性が高次に融合していて鏡面時代の最後のフラッグシップと言えるプリメイン。オーラは鼻詰まりしないというか、なにもかもがわかりやすくスムーズに出てくる。だから聴いていてストレスがない。解像度が足りないと思う時はあるけれど、解像度をそこで欲張って設計されていたらきっと粘性のあるソノリティーから居心地良さまですべてがスポイルされていただろう。足りることを知れば本当に音楽を楽しく聞ける。
"Stingray"とは辞書でひくとアカエイだった。くっつく"Sting"から来ているというわけでもなさそう。尾に毒の針を持つエイ。相当でかいようだ。悠々ゆらゆら泳ぐという感覚かな。
|
|
VA-200
Stingray tukipie - 2005/01/14(Fri) 00:20 No.434 |
|
|
|
|
|
・・・AccuphaseでNautilusを鳴らしていたとき、管弦楽がきっついので諦めてほかのスピーカーに乗り換えようと思った。Nautilusが分析的過ぎてだめなんだと。でも偶然VA200を見かけて、もう一度Nautilusにトライしてみたのです、するとNautilusが解像力はないながらも楽音はハーモニーのうちに融解し、味わい深く気持ちいい音で鳴ってる、、僕も最高の音で鳴ってる、、なんて思ったものです。そして予定変更。易変性のスピーカーはアンプを替えるとまるっきり別の音になるんだったな。最近のスピーカーはアンプのいうことをすんなりと受け入れる。 marantzは音の輪郭が前へはっきり出てくる。 DENONは楽音が全体の中から抜け出さずまとまっている。 Auraはハーモニーのうちに前へ出てくる。
AURAだったらここまで気持ちよくなるんだということ実感として忘れてた。廉価盤のCDしか持ってなし僕はAccuphaseには合わなかったみたいだ。AURAはその正反対、フルプライスでも廉価盤でもかんけいなしだ。でもなにより小音量でもよく浸透するのがいい。AURAを見つけなかったらそのままDALIのTOWERになってたところだった。お店の人は税込み14万でいいよ、と言ってくれてじゃぁDALI買うならここで買いますと約束したのにごめんなさい。物見遊山しまくりんこ。ちなみにRoyalTowerは何度も試聴した。DALIのスピーカーはB&Wとは反対にやわいのでAccuphaseやDENONなんかに合う。AURAにはまず合わないだろう。エアーやマッキンでも低音とかボアボアで。 |
|
VA-200
Stingray tukipie - 2005/01/14(Fri) 00:29 No.435 |
|
|
|
|
|
決して刺激音を出させないまぁるい音がうれしい。終局の形にして最後の鏡面プリメイン。 これは本当に気持ちのいい音。スカーッとした開放感。馴染み深さがある。はじめStingray105のほうが断然いいと思っていたけれど使っているうちにVA-200の脳みそで感じる心地よさにはまってきた。鏡面のゆらめきはStingray105の音がまさにそれだけど、VA-200はクロームの鏡の中に吸い込まれるような、宇宙としてのものだ。 解像度こそ甘いがそんな味わいが溢れる。僕はVA200はサブでもったいぶりながら使う。Stingray105よりS/N比はなぜか10dBも低い。シグナルパスを最短に設計された小型PCBの採用で微小音への反応が優れているからか。Stingray105ほどクリアではないが産毛が感じられる。現行のPSAMP1は30万ぐらい。重さはVA200の倍の16.5KGあって出力はなんと8Ωで120Wだ。でもこの音聴いてみたけどクリアで別の味わいのある現代的なアンプだった。AURAが鏡面仕上げ時代のトーンはもうこれ以上発展の余地がないと見切ったのかな。
それにしてもVA200なんていい買い物をした。昔のスピーカーでも聴いてみたい。AURAは管球アンプとはまったく異質な音だけど、ビンテージな音で聴き疲れしないので古き良き時代のサウンドを楽しめる。 |
|