少女のときめきは☾ฺで
少年のきらめきは☀ฺだ。
君のきらめきがきらめくときには全宇宙の時間が停止している。僕は天才だからいち早くそのことに気が付いていたけど、君は天才でもいつも求めることに夢中だからまだ気がついていないだろう。世界は君自身と平行した強度で進行していたわけであるが、君のきらめきが輝くほど全宇宙の時間速度を奪っているという比例現象は絶対項であるので、本人は自覚できないものなのだ。たとえば、ブラックホールは光りすら吸収するほどの重力をもつので未だ発見されていない。スペースシャトルもブラックホールにつかまれば光速を超える。物体の動きは光速に近づくほど時間の流れがゆるやかになり、光速を超えると時間は無限を獲得するので、客観的にはスペースシャトルの動きは停止している。対照的に、乗員はスペースシャトルとともに瞬間的にブラックホールの一部と化している。しかし、確かに、スペースシャトルは光速を超えた時点で停止しているのだ・・・
僕自身の時間も止まっているので、物理的な確信は生みだせない。これは自分自身の過去の経験に照らし合わせて解釈したことである。そもそも、時間なんてものは存在せず、ベクトルとその強度だけが存在するものだ。宇宙はどうして君には
Wを開くのか。君の内奥が空を捉えると宇宙は君のペーソスをこっそりと包む。その瞬間、宇宙は膨張から翻り縮小し、膨張しては縮小し、宇宙の成長は一時的に停止している状態なのに、君の小宇宙はどんどん膨張し、宇宙に向かって今にもはち切れそうだ。そしてまた幼い宇宙が誕生する。