【問題】
現実の反意語を次の中から選びなさい

1, 空想
2, 仮想
3, 理想
4, 非現実









はんぎゃあ はんぎゃあ
1, 空想…40点


「現実」は哲学的には「現に事実として与えられていること。また、そのもの。」らしい。そこから派生して様々な用法で扱われるようになったと思います。
現実の反意語を「空想」とする人は多いけど、空想では意識における話に限定されてしまいます。たとえば旅をして風景が目に映る…レンズ → 網膜 → 有髄神経 → 脳…その過程で空想になっていないだろうか。触覚も嗅覚も聴覚も同じく。
「空想」は現状の科学では脳で行うしかないはずのものなので、現実をそのまま脳内に取り込まない限り、現実ではなくなる。それはいいですが「空想」の反意語が「現実」と置くと脳内/脳外の話に限定されてしまいます。しかし自分が脳で知っている範囲以外にも現実界はあります。空想では覆い尽くせない。










2,仮想…100点


SPIではこれが模範解答でした。
realとvirtual。英語のvirtualの意味は「実際にはない」。たしかにこれが一番無駄なく反転してる。アメリカでは「仮想」の反対語は「五感体験」=physicalになるようです。生活のうちに宗教を持つ人が多いからでしょう。physicalは物質や肉体に限定された意味合いになりますが、プラグマティックな考え方に基づいていて、この難解な反意語の構造を理解するのに役立つ英知だとは思います。
飛行機は99.9%の仮説で飛んでいる。‥科学は仮想。科学は仮想であるがゆえ時間はない。時間は止まってる。時間が動き出したら現象になる。‥それは譜面と演奏と同じような関係です。時間が静止したまま演奏できたらどれほど完璧な演奏ができるだろうか。でも仮想で成り立っているからこそユキビタスにやりとりができるわけであって仮想は仮想なりに便利。反対に現実的なやりとりとは例えば源氏物語にあるように夜に男女が恋文や詩で言葉を交わすなど。認知的な方法なので心はすれ違ったり誤解を受けたりすることもあるけどその仮想ではないプラグマティックなやりとりの方が個性とか想いという「質感」はうまく伝えることができると思う。現実的には。また、科学の反意語を宗教とする人もいるけど宗教は仮説や方便で教えている。仮想であるがゆえに現実である実験をおろそかにしたら現実離れすることもあるがそれは宗教のみの芸当ではない。「かくあるであろう」という前提を固定化したまま論理を膨らませても、その前提が覆ったらそれまで重ねた論理の積み木が全て崩れ去ってお釈迦になることもある(パラダイム・シフト)。その経験も無駄にはならないと思いますが、科学は仮想とはいえ「実験」は大事にしてください。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 …いえいえギフテッドはその感受性ゆゑに感じてきたものを大切にするし、その両方から学ぶのが賢者だろう。「論より証拠」は現実を求めてる。









3, 理想…40点


空想に同じく、認識的な話に限定されてしまいます。
たとえば、その「現に事実として与えられていること」(この場合「社会的地位」とか「恋愛事情」とか)は、認知上にしかないはず。
そうして認識している現実を現実として話を進めれば、その限りにおいては反意語の「理想」も成り立つ。そういう構造のうちにあります。
また理想の反意語は現実しか該当するものがないのですが、理想が現実になっていることも考えうるし(参考)少し窮屈かもしれません。では…何になるのか意味不明だ…イデア論を読まねば。










4, 非現実…10点


今の小学生は任天堂DSしかすることないけど、今のところは幸せに見える。ゲームの世界は夢であるから。大人は現実と非現実を混同するという懸念があると言うが子どもを馬鹿にしている。子どもはそれがゲームだとわかっていながら夢中になっている。大人には失われている細胞の豊かさと世界の確かさがある。
子供達は、現実界で、仮想であるゲームを楽しんでいるのでした。
もちろん頭の方が仮分数では駄目だけれど。




宇宙人は非科学的な方法で地球に来ている
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1283529446/

59 :名無しちゃん…電波届いた?:2011/03/25(金) 11:07:04.30
『宇宙人はまだ地球人に知られていない 科学的な方法で地球に来ている』
なら許す。
61 :名無しちゃん…電波届いた?:2011/04/06(水) 20:19:41.92
地球人のパラダイムに置換すれば「非科学的」な方法ですよ
宇宙人にとってはガチ
でも地球人にとってはオカルト
1は地球人


非○○や不○○という打消しの接頭語で対義語にしたものは、ある状況においては非○○であっても、その後いくらでも反転する構造がある。その限りにおいては。ここに見られる宇宙人の科学も、現代の人には非科学的な方法(オカルト)であっても、未来人にとっては既に科学的になっている事かもしれない。
打ち消しではなく別々の単語で反意語の関係にあるものは、そこまでは頻繁に反転しない傾向があるように思います。というのも各々の固有の意味が込められているので。たとえば無象であるものは無象だから無象であるのであって、それが有象になることは永久にない。素粒子が原子になるなど、形や決まりが変化するようなことがあれば、無象だったものを有象と呼ぶようになったりその逆になることはあるけど…。呼び名が変わるのです。