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Moisture Barrier
どんなにおいしいものが

入っているの…



自作をしたくて調べていると、HDDはワンプラッタ(重ね盤でない)の5400rpmが信頼性が高そうだった。250GB以上の容量のやつは数年で壊れているという統計もある。そんなに早く壊れるもんなんか。やはり容量が4.3GBとかそんな時期のやつは長持ちのようだ。今のやつはクラッシュの仕方も豪快な模様。RAID1(ミラー)推奨。

電力消費は減ってきている。モバイルの2.5型にもなるとかなり省電力で、HGSTのHiVERTのモデルはアイドル時 0.45W(平均的な3.5型HDDは5-7Wぐらい)。




サムスンHD502IJ
SAMSUNGはかっこいい。
筐体は重いけど意外に省エネ。
ただ信頼性は不明。
SP2014Nでは「不良セクター」「不良クラスター」がたくさん出た。




SAMSUNG SP2014N:ボディーだけでも見応えある
SP2014N(ATA)
手に持った感じ、重い
これが一番かっこいい

OWLTECHのモービルラックみたいなのや、IDE-USB変換ケーブル等を使えば今までのIDE HDDを有効活用できる。




SAMSUNG SP2014
SAMSUNG SP2014の内部構造
中身まで美しい…
一瞬ターンテーブルかと思いました

でも動作音は一番くどいです
じーじーじーです



SAMSUNG HD642JI と HD502IJ
新しい型になっても重量感は変わらない
先代のSP2014よりは薄くなった気がしたが
1TBのHD103UJとも厚みは変わらない
歴代強そうな見栄えをしている








厚みの違い
上下がSAMSUNG
真ん中がシーゲートのOEMの1プラッタHDD
シーゲートOEMの1プラッタはすごい軽い




日立GST Deskstar P7K500(左)、(右:HDS721680PLA380)
日立GST Deskstar
2007年の右のものは80GBで1プラッタ (HDS721680PLA380
左は500GBで2プラッタかな(P7K500 HDP725050GLA360

HITACHIは好きだけど外装が平凡
でも動作音は静粛性が高く、スムーズな音がします
ジュー
ちなみにHDDの音は「駆動音」と「ヘッド音」があるらしい
その用語にもハァハァです



【動作音の比較試聴】
 本体のみを動作させて耳を近づけて聴いてみました。.+
・Seagateは昔の13.2GBのHDDが今のものよりシンプルで澄んだ音を出してました。プラッタ枚数が増えるとやはり、細々と複雑で忙しそうな音を出します。より細やかな濁点音になった感じです。大まかな濁点音だった時代が懐かしい。
・Quantumの1プラッタのHDDはシュウィーンとUFOみたいな音がする。○
・SAMSUNGは低めの男性的な音で書き込みます。ぐぎぎーじじじーで、あまり官能的ではございません。
・HGSTは中庸のピラミッドバランスで一番落ち着く音を出してました。
・Western Electricも静粛性が高く、おもしろみはないですが、高級な印象はありました。最近のHDDは殆ど音がしません。
 HDDの音は、やはりケースに音叉する音が重要になります。ケースがいいといい音が出る。薄い金属板製ならHDDの音も高めに響く。思えば…2001年に買ったCenturyの銀ぶらが印象的だった[URL]のでHDDの音に執着するはめになったのでした。からんからん からーんじじじ。




MAXTOR, Samsung Seagate OEM, HITACHI, Western Digital, Seagate

MAXTOR DiamondMax Plus9 120GB

Seagate Internal 3.5-inch Hard Drives
ST3500641AS-RK (500GB;SATA) $ 129.99
ST3750640AS-RK (750GB;SATA) $ 189.99
ST310005N1A1AS-RK (1TB;SATA) $ 226.99
SeagateR Internal 3.5-inch 7200-RPM Hard Drives offer the best combination of high-performance, reliability, state-of-the-art features and sophisticated software?packaged in a convenient retail kit to meet the needs of multiple applications....


HDDは二次元の面への記録になる。容量が増すほどにデータあたりの面積が小さくなるので、シーゲートは垂直方面に深く記録する方式をとっている (垂直磁気記録方式)。脳は三次元で、大脳の厚さにはプラッタの記録層の厚さで割った数のプラッタがあるのと同じで、ニューロンは縦横無尽に巡る。




Western Digital (WD1600AAJS:SATA)
どうでもいいことですが、OSをWestern DigitalのHDDにしたら、わりと俊敏な動作になりました。
Seagateは若干遅かった。垂直磁気記録方式はDATA向けか。

後記:OSはSSDが主流となりました。






TOSHIBA MD03ACA200
2014年製造の新しい型

記録面積を微細化する技術はもう限界に達したようだ。1プラッタあたりの記録量はこれ以上増えない。東芝は多層磁気記録の新技術を開発したらしい。「マイクロ波磁界を用いることによって、多層の磁性体の磁化の向きを、層を選択して反転させる新技術を実証しました。今回開発した磁化反転技術は、ハードディスクの大容量化を実現するために記録層を多層化(3次元構造)した高記録密度の磁気記録への応用が期待されます。なお、この研究開発は、国立行政法人 科学技術振興機構(JST)における研究成果展開事業「戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)」の一環としておこなわれ、2015年7月8日にスペインバルセロナで開催される国際学会(ICM2015)において発表されます」。2025年頃を目標に3次元磁気記録の実現を目指しますとのこと。





Century 銀ぶら on Victor SX-V1X
Century 銀ぶら
美しい響きが出ることまで考慮された薄いステンレス素材、それを平均的な空間を設けて包み込む形状の透明プラスティックカバーを用いるのはバスレフ効果を狙うため、しかもほどよい共振で、異種素材で単質な響きではなく・・・カランカランともっちりした音を・・・
付属のSeagateの40GBはSOTECのデスクトップに入っていた40GBと奇遇にも同じモデルだけど、SOTECと銀ぶらでは、まったく書き込み音の音色が違う。SOTECのPCケースの場合はただボーボーいってるだけの騒音。でも銀ぶらのケースとなるとカランカラン共鳴して機械音として最上のものになる。銀ぶらのキャビネットとSeagateの40GBの動作音が絶妙なハーモニーを生みだしているのであつた。これは当時オーディオマニアの熱が沸いているのを慈れみ音楽の精霊が運んできてくれたものだろうか。解体していろいろなHDDに取り替えては試してみたのだけど最近のモデルは省エネになっている分静粛性が高いしQUANTUMの4GB HDDはよい回転音は出るけど付属のSeagateほど楽器的な音がするわけではなかった。
Centuryの設計者が機械音まで考慮してHDDを選択したとしか思えない。美しい響きが出ることまで考慮して薄いステンレスの板を採用し、その板を平均的な隙間を設けて包み込む透明のプラスティックは音を殺さない仕組みで(極力ステンレスの振動板に触れないようにしてある)。