SONY WH-1000XM2

ソニーの完成した名機 WH-1000XM2
( ^)o(^ )うほ











WH-1000XM2はほとんどの音楽ソースでたくさんの音が聞こえる。解像度(画素数) のみならず分解能が高く(1画素1画素が明瞭で)、尚且つ分解されたものの大小のバランスがいい (色が忠実)。まさにそれはSONYの世界最高峰のバランス感覚。そして、分解能が高い故に空間感はあるけどその音色はしっとり。PanasonicのRP-HD500BやRP-HD10が蒸留水とするとWH-1000XM2はコロイド状態。コロイド状態なのに空間感があるので「音」は不思議なのである。


ドビュッシー『夜想曲 -祭』(Grammophon 4D Abbado指揮 2003)の盛り上がる部分を最大音量で鳴らしたとき、分解能が追随している。イヤホンだとここまで再現力のある機種が見つからない。イヤホンは一般的には管弦楽が盛り上がってくると難しい。WH-1000XM2は管弦楽のピアニッシモの部分も、チューニングでふくよかにされている低音のお陰で痩せないでいる。音量を上げても落としても高レベルの音で聴ける。ヴィラ=ロボスの『ブラジル風バッハ 第7番-第3楽章 Toccata』(NAXOS 8.573043。最高峰の音質)も空間感もあって楽音に艶がありそれでいてしっとり。ハイエンドの深みのある音が出ている。h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)等のコスパのいいモデルの不足のない再現力に飽きて、ハイエンドの音を求めたくなったときのコスパが高い。




SONYは大企業だからv-modaみたいにオンイヤー型とアラウンドイヤー型を1機種ずつ地道に作り続けるわけではない。個人的な印象としてはソニーはこのモデルを買うのが正解で、あとはヘッドホンなんかにお金を出さない人向けのよう。そう思ってしまった。まぁラインナップが少ないと寂しいけど。オーディオマニアが廉価モデルと血迷ってWH-1000XM2を買わなかったらいつかは買う羽目になる。このフィット感、Bluetoothやノイキャンの性能、音質。SONYのヘッドホンは歴史が厚く長い。装着感と音質はもう完成されている。
口コミ見てるとWH-1000XM2の無線接続時の音(aptX HD / LDAC 高音質接続 によるものか内蔵のヘッドホンアンプによるもの)は高品質らしいけど有線にするとやっぱり音質変わる。Bluetooth接続にしてもJBL EVEREST 300のように音質が落ちた感じはしないのでWH-1000XM2の無線は優秀なのだけど、解像度のみは変わってくる。WH-1000XM2はBluetooth接続時の音質は、チューニングの賜物という感じで、薄い低音にも機敏に反応するため、気持ちよく包まれるような感覚。有線だとそれはなくなる代わりに、たとえばウォークマンNW-A40のヘッドホンアンプ(有線)で聴くと高音がすっきりと伸びる。輪郭がつやつやとしてくる。無線だとケーブルやプラグ(抵抗素子)を介在しない、専用のアンプを設計できる、電源をアンプが独り占めできる ので高音質になると思いきや有線の方が音が一般的には良いようだ。でもディナウディオの無線スピーカー『Xeo』は異例の解放感があるので、10年後20年後、ヘッドホンでもどちらのほうが音が良いかをはっきり明記しなくては誤解をされる時代もやってくるのかな。