光沢モデルが10万円、光沢処理なしが8万円 ソフトドーム+ケプラーコーンの125mmウーファー 6.3kg 1996年のQUAD 77シリーズの77-10Lを元祖とすると四代目 そちらは定価13万 ソフトドーム+130mmウーファー 兄機に12L Classic(165mmケブラーコーン 7.1kg)がある |
Stella Opusと音質を比べてみると、ある領域では勝ってる。パースペクティブの見晴らし、繊細な粒子と宇宙へのまたたき、ピエガ空間のような広がり。ニアフィーレドの良さがある。ホーン?の形状が寄与してるのか、小さな環境席にあるにしても遠達性よくとまめる。濃厚さはほどほどだが音色がよい。ビロードのように滑らかで、空も延びる。声もさわやかな発声練習。Stella Opusは濃密な音で、中身の宿り具合が違う。手放してから100日経っても心では緻密なままにまみむめも。11L Classicは100日経つと中味の実体が抜けてる。攪拌されても濃いとゆえる濃さはない。その解像密度の違いはある。また、Stellaシリーズの音年齢が赤ちゃんとすると、クオッド11Lは10代でどっかいってる。世界がひらけてる。 |
第一世代の11L(2004年)は12Lと比較すると解像の余裕に差を感じたけど11L Classicの場合は小型の鳴りの良さが引き立つポテンシャルが備わってる。より先進的な音になったと思う。音色・トーンは第一世代の方がクオードらしさがあったと思う。11Lは11L2、11L Classic Signatureと脱皮して徐々に同じくケプラーコーンを採用しているB&Wのスピーカーの音に近づいたと思う。Auraの鏡面アンプとの相性は非常に良い。また、トールボーイの21Lとはウーファーのサイズと容積の違いがあるが、低音域の量感は変わらず。鳴り方が変わる。21Lのあのリニアに沈む独特の低音は聴けない。でも中〜高域の階調性の良さは≒でコストパフォーマンスは高い。11L Classic Signatureは2014年のSTEREO SOUNDのベストバイ10位に登場していて発売から3年のロングランになる。三浦評論家のよるとスタンドとの間にフェルトを挟むなどして自然な響きを味わってほしいとの事だった。 |
アンプの組み合わせ参考に:UNISTAR I2060S, QUAD 606 つやありとつやなしの写真比較:QUAD 11L Classic & 21L |
日本に輸入されているものは11L Classic Signatureという。11L Classicは11L2に次ぐ三世代目で、ステレオサウンドにも発売当初は11L Classicと新製品レビューされていた。でもお隣韓国からネットで直輸入できる事情もあり格安で手に入ってしまうので、もう少しプレミアムな仕様で日本向けに11L
Classic Signatureという型番を新調したのだと思う。これは音響デザイナーの巨匠ピーター・コモという方の監修で出来たもの。 音は知らないがその外観の違いを見るに、11L Classicは端子側に思いっきりMADE IN CHINAのシールが貼ってあるけど日本仕様の11L Classic Signatureにはない。プレートのデザインが少し違う。Serial No.等が入るのだと思う。サランネットも11L Classicの場合、片ch、微妙に取り付け位置がズレていた(画像参照)。左端と右端で0.2mm(0.07度)ぐらいの誤差だけど、それに気づくとやたらと気になる。サランネットを外せば本体の金色の Q U A D のロゴの位置もごく僅かにズレてた。気にするか気にしないかはあなたしだい。 |